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【1月6日ドル円予想と根拠】米イラン対立での円買いは間もなく一巡との声も
昨年末からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日6日のドル円相場予想を行います。
今日までの市況 ダイジェスト
昨年末以降のドル円相場は、新規買い材料を欠き上値重さ継続 (↓) のなか、年明けには米によるイラン攻撃の報道で地政学リスクが上昇 (↓) 、リスクオフ円買いの流れが強まり、高値109.70近辺から安値107.80近辺まで下落しました。
(USD/JPY ~1月6日、1時間足)
109.70を天井に軟調展開へ
昨年末の12月27日から31日にかけては、前年末のフラッシュ・クラッシュへの警戒感が残るなか新規買い材料もなく (↓) 、109.70近辺から108.40近辺までのレンジを軟調に推移しました。
年明けから2日にかけては、フラッシュ・クラッシュへの警戒後退と米中通商協議への進展期待から、堅調展開へと転じましたが、3日には米軍によるイラン軍高官殺害報道がネガティブサプライズとなり (↓) 軟化、107.80近辺まで下落しました。
こうしたなか、昨年末配信の「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、新規材料難での買い抑制の流れ (↓) 、また109.70付近が上値抵抗線 (↓) その予想が掲載され、これらが的中しています。
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今日のドル円予想と主要材料
今日のドル円予想では、米・イランの対立激化による影響や、経済指標による米経済見通しの動向に、アナリストらの注目が集まっています。
米・イラン対立での円買い続くか
先週末1月3日、米によるイラン軍高官殺害の報道が流れ、イラン最高指導者ハメネイ氏が報復姿勢を示したことで、地政学的リスクが急激に高まり、「有事の円買い」の流れが起こっています。
アナリストの間では、今日の相場でも円買いが継続 (↓) するとの声がある一方で、こちらは米中対立などと比べ相場への影響は限定的であり、間もなくリスクオンドル買いへ戻る (↑) との見解も見られています。
米・イランの対立激化にともない、今日もリスクオフが続き円高となるか、警戒一巡後は反発して円安となるか、アナリストらの予想を集計した結果は、本日配信の「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。
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ISM非製造など経済指標見通しに注目
また先週末3日には、NY時間に発表された米12月ISM製造業景況指数が予想を下振れ (↓) たことで米国株が下落、これを受けてドル円も107円台まで下落しています。
続いて今週には、米ISM非製造業景況指数など重要指標が続けて発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。
6日(月) 米・12月PMI
7日(火) 米・11月貿易収支、12月ISM非製造業
8日(水) 米・12月ADP雇用統計
9日(木) 米・失業保険件数
10日(金) 米・12月雇用統計
これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが【円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。
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