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【1月10日ドル円予想と根拠】今夜の米雇用統計に期待感 円安余地どこまで
昨日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日10日のドル円相場予想を行います。
このページの目次
今日までの市況 ダイジェスト
昨日9日のドル円相場は、米国とイランの緊張緩和期待 (↑) と米景気見通しの改善 (↑) によるリスクオンで、安値109.01から高値109.58まで上昇しました。
(USD/JPY ~1月10日、15分足)
中東リスク後退、円安圧力高まる
昨日9日、109.04で東京時間オープンとなったドル円は、米トランプ大統領とイラン高官がともに武力衝突を望まない旨発言したことで、米国とイランの緊張緩和期待が上昇 (↑) し、リスクオンでの円安展開が続きました。
また一方では、先日の米ADP雇用統計の大幅上振れによる米景気見通し改善期待 (↑) も支えとなっており、昨夜NY時間の米新規失業保険件数が下振れたにも関わらず影響は限定的で、レートは高値109.58まで上昇しました。
こうしたなか、昨日配信の「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、米イランの緊張緩和期待の高まり (↑) と、米景気への期待感継続 (↑) による円安予想が掲載され、これらが的中する結果となりました。
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今日のドル円予想と主要材料
今日のドル円予想については、今夜の米雇用統計と、中東情勢の今後の見通しに、アナリストらの関心が集中しています。
今夜の米雇用統計に期待感
今夜22時30分以降に発表される米雇用統計につき、市場予想はおおむね堅調となっており、また先日の米ADP雇用統計が予想上振れとなっていたことから、今日の米雇用統計にも上振れ期待 (↑) が出ています。
ただ一方では、今夜の米雇用統計のうち非農業部門雇用者数は、前回値下振れとの市場予想になっており、そのため市場では、今夜の米雇用統計が冴えない結果と受け止められ (↓) 、発表と同時に円高リスクが高まるとの見解も挙がっています。
今夜の米雇用統計が強い結果 (↑) で円安が強まるか、市場予想を下振れて円高圧力が高まるか、アナリストらの予想を集計した結果は、本日配信の「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。
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中東リスクに楽観的見通し
米・イランが双方とも全面的武力衝突を回避する方向と見られているために、この件に関する地政学的リスクは後退との見解が多勢となり、市場ではリスクオフの巻き戻し (↑) による円高が強まっています。
アナリストらの中では、今日もこの流れが継続する (↑) との見解が見られるものの、一方では、8日のウクライナ旅客機墜落がイラン空軍の誤爆によるものである可能性が浮上 (↓) してきており、こちらが新たな米・イラン対立の火種になるとの懸念も出てきている状況です。。
今夜NY時間にかけ、中東リスク懸念後退 (↑) による円安展開が続くか、ウクライナ旅客機墜落に関し対立姿勢再燃 (↓) で円高反落となるか、アナリスト予想の集計結果は本日配信の「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご確認ください。
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来週にかけ米で重要経済指標が多数発表
来週にかけては、米雇用統計の他にも重要指標が発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。
10日(金) 米・12月雇用統計
13日(月) 米・12月財政収支
14日(火) 米・12月CPI(消費者物価指数)
15日(水) 米・12月PPI(卸売物価指数)、ベージュブック
16日(木) 米・12月小売売上高、1月NAHB住宅市場指数
17日(金) 米・12月住宅着工件数、12月鉱工業生産
これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが【円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。
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