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【1月15日ドル円予想と根拠】米中合意署名での買いは一巡、今夜の米指標に焦点
先週末からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日14日のドル円相場予想を行います。
今日までの市況 ダイジェスト
昨日14日のドル円相場は、米中の第一段階合意署名を前に期待感 (↑) が支えとなり買い先行となったものの、テクニカル節目の110.00付近が上値を抑制 (↓) し、安値109.85から高値110.22のレンジで方向感なく推移しました。
リスクオン進行も110円台に阻まれる
昨日14日、110.01で東京市場オープンとなったドル円は、米中第一段階合意署名を今日15日に控えるなか、さらに朝方には米が中国への為替操作国認定を解除する意向と報じられリスクオンが台頭 (↑) 、高値110.22まで上昇しました。
しかし110.00円付近は心理的節目かつテクニカル節目が集中する強力な抵抗帯 (↓) となっており、レートは間もなく109円台まで押し戻されました。またNY時間の米CPIが予想下振れ (↓) となったことも重しとなり、レートは安値109.85まで反落しました。
こうしたなか、昨日14日配信の「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、米中通商協議期待による円安予想 (↑) と、節目集中の110円台での上値限定予想 (↓) が掲載され、これらが的中する結果となりました。
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今日のドル円予想と主要材料
今日のドル円予想については、今夜の米中第一段階合意署名に関するヘッドライン、および、今夜に多数発表となる米重要指標に、アナリストらの関心が集まっています。
米中合意署名で安心感か
今夜NY時間に行われる米中第一段階合意署名につき、市場では、警戒感一服でのリスクオンの動き (↑) が見られており、こちらが今日のドル円レートの支えとなる、との予想が、複数のアナリストから言及されています。
ただ一方では、今回の署名後も、米による対中追加関税の多くの部分が撤廃されないままであることが、米紙報道などにより意識されており、見通し不透明感の強まり (↓) から今日は売り優勢となる、とのアナリスト予想も出てきています。
今夜の米中合意署名関連ヘッドラインに関し、リスクオン優勢での円安予想 (↑) と、見通し不透明感強まりでの円高予想 (↓) で、アナリストの支持はどちらが多いか、集計の結果は、本日配信の「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。
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今夜は米経済指標発表が集中
今夜のNY時間には米経済指標が多数発表予定となっており、なかでも重要な米12月PPI(卸売物価指数)やベージュブック(米地区連銀経済報告)がドル円材料としてアナリストの注目を集めています。
市場予想ではいずれも前回比で改善 (↑) となっているものの、先日発表されていた米雇用統計が予想下振れとなっていた流れで、今夜の結果に下振れ警戒感 (↓) とするアナリスト予想も出てきています。
今夜NY時間の米PPIやベージュブックに関し、結果堅調 (↑) での円安予想と、予想下振れ警戒 (↓) での円高予想で、アナリストの支持はどちらが多いか、集計結果は本日配信の「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご確認ください。
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なお今週は、他にも重要指標が発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。
15日(水) 米・12月PPI(卸売物価指数)、ベージュブック、MBA住宅ローン指数、1月NY連銀指数
16日(木) 米・12月小売売上高、1月NAHB住宅市場指数
17日(金) 米・12月住宅着工件数、12月鉱工業生産
これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが【円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。
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