【3月18日ドル円予想と根拠】トランプ1兆ドル経済対策やFRB緊急措置で一転リスクオンの円安

※今日の「ドル円予想レポート」最新記事はこちらをご覧ください。

【3月18日ドル円予想と根拠】トランプ1兆ドル経済対策やFRB緊急措置で一転リスクオンの円安

前取引日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日18日のドル円相場予想を行います。

スポンサードリンク

今日までの市況 ダイジェスト

前取引日17日のドル円相場は、ダウ平均など株式市場の急落によるリスク回避姿勢の高まり (↓) から一時失速するも、投資家のドル資金確保を背景とするドル買い (↑) が支えとなり、安値105.85から高値107.86の上昇トレンドで推移しました。


(USD/JPY ~3月18日、15分足)

ドル資金確保のためのドル買い続く

前取引日17日、安値105.85で東京時間オープンとなったドル円は、東京時間前半に一時107円台を回復したものの、日経平均が一時16,500円を割れるなど株式市場の急落によるリスク回避姿勢は依然として強く(↓) まもなく下落に転じました。

ロンドン時間は概ね東京時間の値幅内での取引となりましたが、NY時間になると、市場混乱を背景に投資家がドル資金を確保するドル買いが進み上昇(↑) しました。その結果、NY時間後半に高値107.86に到達。その後は若干下落した107.67でクローズとなりました。

こうしたなか、前取引日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、米株式市場の急落によるリスク回避姿勢の高まり (↓)での円高予想、またその後の、投資家のドル資金確保を背景とするドル買い (↑) での円安予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。

↓↓↓
「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」詳細はこちら

今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場については、米政府による大規模な経済対策への期待感、および21:30の米・2月住宅着工件数など米指標に対する市場の反応が、アナリストらから材料視されています。

米政府の大規模経済対策に期待感浮上

新型コロナウイルス問題の経済面への影響拡大を食い止めるため、トランプ政権は約1兆ドルという大規模な経済対策を打ち出しました。こちらへの期待感から市場心理悪化に歯止めがかかり、今夜にかけては円安圧力が高まるのではないか (↑) 、とのアナリスト予想が浮上しています。

ただし、経済対策の実施について米議会との折衝はこれからであることから、大統領選も控える中で民主党と意思がまとまらず実施までの道のりが難航し、市場の期待感が尻すぼみとなる可能性も存在します。こうした見通しが強まった場合は、失望感から市場心理が再度悪化 (↓) し、今夜にかけて円高圧力が再燃する可能性もあります。

こうした、米政府の大規模な経済対策観測に関し、期待感の高まりから市場心理悪化の歯止め (↑) がかかっての円安予想と、実施までの道のり難航観測により市場の失望感が強まる (↓) ことでの円高予想で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

↓↓↓
「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」詳細はこちら

今夜の米住宅着工件数など経済指標の見通しに高い関心

今夜21:30には、米・2月住宅着工件数、米・2月建設許可件数が発表となり、その結果見通しに市場の注目が集まってます。なお昨日の米・2月小売売上高は市場予想を大幅に下回っており、さらに本日の住宅関連指標も下振れとなれば、米景気見通しの悪化により、一挙にドル売り・円高が強まる (↓) 可能性があります。

ただし、昨夜発表の米・2月小売売上高は市場予想を大幅に下回ったものの、市場はほとんど反応を示しませんでした。このことから、すでに市場では各指標の大幅悪化が織り込まれており、今夜の各指標が下振れても織り込み済みとの認識が強まるにとどまり、むしろ材料出尽くしとなって買い戻し (↑) となる可能性があります。

今夜21:30に発表される米住宅着工件数や米建設許可件数に関し、冴えない結果となっての円高予想 (↓) と、既に悪化は織り込み済みもしくは材料出尽くしとしてドル買い戻しとなることによる円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

↓↓↓
「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」詳細はこちら

なお、この他にも、今後数日で重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。

18日(水) 米・住宅着工件数
19日(木) 米・3月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
20日(金) 米・2月中古住宅販売件数

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

↓↓↓

 

おすすめ記事

米国10年国債利回り・ドル円相関チャート

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください