【3月24日ドル円予想と根拠】有事ドル買いで円安推移も、今夜の米PMI発表後に急落懸念

【3月24日ドル円予想と根拠】有事ドル買いで円安推移も、今夜の米PMI発表後に急落懸念

前取引日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日24日のドル円相場予想を行います。

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今日までの市況 ダイジェスト

前取引日23日のドル円相場は、新型コロナウイルス感染者数の増加によるリスク回避 (↓) が重しとなったものの、投資家のドル資金確保を背景とするドル買い (↑) での円安圧力が次第に押し返し、安値109.66から高値111.59で上昇しました。


(USD/JPY ~3月24日、15分足)

リスク回避の円高から「有事のドル買い」へ移行し反発

前取引日23日、110.76で東京時間オープンとなったドル円は、先週末から23日にかけても新型コロナウイルス感染者数の増加に歯止めがかからなかったことをうけ、リスク回避での円高圧力が高まり(↓) 下落、東京時間後半に安値109.66に到達しました。

続くロンドン時間も同レンジでの取引が続いたものの、NY時間に入ると、投資家が米ドル資金を確保しようとする「有事のドル買い」(↑)が勢いを増し上昇、さらに共和党の経済対策法案が否決されたとの報道が出ると、失望感からさらにドルが買われて高値111.59まで上昇しクローズとなりました。

こうしたなか、前取引日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、新型コロナウイルス感染者数増加によるリスク回避 (↓) での円高 予想、またNY時間にかけて勢いづいた投資家のドル資金確保の動きによるドル買い (↑) での円安 予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。

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今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場については、投資家のドル資金確保を目的とするドル買いの継続性、および今夜にかけての米および各国のPMI結果見通しが、アナリストらから材料視されています。

ドル資金確保が目的のドル買いは継続か

新型コロナウイルス問題を背景とする金融市場の混乱から、各国の投資家の間では、基軸通貨とも称される米ドル資金の確保を目的としたドル買いの流れが続いています。今日にかけても米株価下落など金融市場の混乱は継続しており、投資家のドル買いスタンスは変化しないのではないか、との見通しから、今日の相場でもドル買い・円安圧力が強まる (↑) 、とのアナリスト予想が出ています。

ただ一方で、FRB(米中銀)は各国中央銀行とも協力しながら金融市場に対し大量のドルを供給しており、またひとまず否決された米政府の経済対策も近く成立する見通しが経つ可能性もあることから、これらの関連ヘッドラインを受け「有事のドル買い」が一服、一時的にドル売り・円高圧力が強まる (↓) 可能性も指摘されています。

今日の「有事のドル買い」の流れに関し、金融市場の混乱継続を背景としたドル買い継続 (↑) での円安予想と、米政府の経済対策成立などを契機にドル売りが強まる (↓) ことでの円高予想で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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米製造業PMIなど重要指標見通しに高い注目

今夜22:45には、米の重要経済指標である製造業PMI、および非製造業PMIの発表が行われるほか、17:30以降にはドイツやユーロのPMI発表が控えており、これらが大きな市場の注目を集めています。新型コロナウイルス問題の経済的影響が甚大となるなか、米国および各国のPMIが大きく下振れる結果となれば、発表後に景気見通し悪化によって米ドルが売られる (↓)可能性 がある、との予想がアナリストから挙がっています。

ただ一方では、新型コロナウイルス問題を背景とする経済指標の悪化は、すでに市場にて織り込まれる動きも見られています。こうしたなかで、これらの指標が上振れとなり経済の底堅さが確認できれば、発表後にリスク回避の巻き戻しとしてドル買い・円安が急進 (↑) する可能性 もあります。

今夜22:45の米・PMI、ならびに各国のPMIに関し、冴えない結果となっての円高予想 (↓) と、市場予想上振れによるリスク回避の巻き戻しでの円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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なお、この他にも、今後数日で重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。

24日(火) 米・3月製造業PMI、米・2月新築住宅販売件数
25日(水) 米・2月耐久財受注、米・1月住宅価格指数
26日(木) 米・2月GDP
27日(金) 米・2月個人支出

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

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