【4月6日ドル円予想と根拠】緊急事態宣言で円売り強まるとの見方浮上

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【4月6日ドル円予想と根拠】緊急事態宣言で円売り強まるとの見方浮上

前取引日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日6日のドル円相場予想を行います。

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今日までの市況 ダイジェスト

前取引日3日のドル円相場は、世界的な景気後退観測による円高圧力 (↓) が重しとなりつつも、NY時間にかけてリスク回避による安全資産としてのドル買い (↑) が強まり、安値107.80から高値108.67の上昇トレンドで推移しました。


(USD/JPY ~4月6 日、15分足)

「有事のドル買い」強まる 米雇用悪化 でも円安維持

前取引日3日、107.86で東京時間オープンとなったドル円は、コロナ禍による世界的な景気後退懸念の強まりを背景に円高圧力が優勢 (↓) となり、東京時間に安値107.80に到達しました 。

しかし夕刻のロンドン時間になると、新型コロナウイルス問題による市場の混乱を受けて、投資家の間で安全資産としてのドル買い (↑) が次第に優勢となり上昇、続くNY時間も、米・雇用統計の大幅悪化にもかかわらず「有事のドル買い」で円安展開が続いたのち高値108.67に到達。その後も108円台を維持してクローズとなりました。

こうしたなか、前取引日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、世界的な景気後退懸念の強まりによる円高予想 (↓) 、そののちの新型コロナウイルス問題によるリスク回避の動きを受けての安全資産としてのドル買い (↑) による円安 予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。

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今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場については、安倍政権による緊急事態宣言発令見通しの強まり、および原油価格反発を受けての市場心理動向が、アナリストらから材料視されています。

日本で緊急事態宣言発令なら円売り強まるとの見方

この週末にかけ、日本国内では新型コロナウイルス感染者数が急拡大しており、今日6日に入って、安倍政権が緊急事態宣言の発令を準備中であるとの報道が相次いでいます。こちらが実際に発令された場合でも、欧米のような強力な都市封鎖にはでは至らないとされているものの、日本におけるコロナ禍懸念の強まりが金融市場で強く意識されることは必至との見方から、こうした日本国内での緊急事態宣言発令の見通しの強まりにより、今日にかけて日本円売りで円安圧力が優勢 (↑) となるのではないか、との見方が出ています。

ただ一方では、国内でも感染者数が急増しているとはいえ、欧米各国と比較すると、日本における新型コロナウイルスの感染者数や死亡者数は大幅に少ない状態であることから、仮に緊急事態宣言が実行に移されても、結局日本が他国に比べて被害規模が小さいと見られることには変わりがなく、結果として、今夜にかけ消去法的に円が買われる(↓) のではないか、との見方も浮上しています。

こうした、日本における緊急事態宣言の発令観測について、日本円売りとなり円が売られる (↑) との見方による円安予想と、日本が欧米に比べコロナ感染者が少ないことでの消去法的な円買い (↓) 観測による円高予想で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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原油高継続で市場心理の支えとなるか

先月まで原油価格は大きく下落しており、新型コロナウイルス問題と並んで金融価格の心理悪化要因となっていましたが、今月に入って減産見通しにまつわる報道が続いたことで、今月2日から3日にかけて原油価格が急騰、にわかに原油価格が底打ちし反発に向かうのではないか、との見方が浮上しています。このことから、原油価格安定による市場心理改善 (↑) が期待され、今日の相場においてリスクオンの円安圧力が優勢になるのではないか、との見方が浮上しています。

ただし、原油価格急騰のきっかけとなっていた原油減産観測については、いまだ産油国間で具体的な合意がなされてはいないことから、今回の原油価格上昇がまもなく一服してまた下落に転じ (↓) 、市場ではリスク回避の動きが復調することで、今夜にかけ円高圧力が強まるのではないか、との見方も浮上しています。

こうした、原油価格反発の動きに関して、このまま原油価格が安定しての心理改善観測 (↑) による円安予想と、産油国間での減産合意見通しが不透明であることからの原油安観測の強まり (↓) による円高予想で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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なお、この他にも、今後数日で重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。

7日(火) 米・2月消費者信用残高
8日(水) 米・FOMC議事要旨公開
9日(木) 米・3月雇用統計、3月PPI、2月卸売在庫
10日(金) 米・3月CPI、3月CPIコア

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

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