【5日ドル円予想】109円台突破でリスクオン継続 今夜の米雇用統計にも期待感

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【5日ドル円予想】109円台突破でリスクオン継続 今夜の米雇用統計にも期待感

前取引日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日5日のドル円相場予想を行います。

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今日までの市況 ダイジェスト

前取引日4日のドル円相場は、108円台での売りポジション解消による踏み上げ相場が継続 (↑) する中で、経済活動正常化への期待感や株価上昇によるリスクオン (↑) の動きも支えとなり、安値108.61から高値109.19のレンジを強含みで推移しました。


(USD/JPY ~6月5日、15分足)

大台109円台を回復、リスクオン続き円安展開鮮明

前取引日4日、108.90円でオープンとなったドル円は、108円台後半で厚かった売りポジションの解消買いによる踏み上げ相場 (↑) が続き上昇、節目109円台に到達したのちひとまず上げ一巡となりました。

夜間NY時間も上げ一巡の商状は続き、NY時間前半には安値108.61円まで力なく下落したものの、NY時間半ばをすぎると、各国の経済活動正常化への期待感や、連日高騰していた米株が昨日も底堅く推移したことを支えにリスクオンが再燃 (↑) 、反発ののち高値109.19をつけてクローズとなりました。

こうしたなか、前取引日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、108円台での売りポジション解消による踏み上げ相場の継続観測 (↑) と、各国での経済活動正常化をうけた株高推移によるリスクオン観測 (↑) での円安予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。

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今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場については、109円台突入でのリスクオン地合い、および重要指標である米・5月雇用統計の結果見通しが、アナリストらから材料視されています。

109円台突入でリスクオン地合い継続か

昨日4日、ドル円は長らく心理的節目として上値を阻んでいた109.00を明確に上抜けました。これにより、次の心理的節目110.00が視野に入ってきているなか、今日にかけてのリスクオン地合いも支えとなりドル買いの入りやすい状況となっている、との見解から、今日の相場でも円安推移が継続する (↑) 、との見方が出ています。

ただ一方では、109円台は投機筋によるドル売りが出やすい水準ともされており、週末の今日のNY時間にかけて、新型コロナ感染拡大第二波や米中対立の新材料といった報道が出てくることで、これらの悪材料をきっかけに売りが膨らむ可能性がある (↓) 、との見方を示すアナリストも出てきています。

こうした109円台での動きに関して、節目109円台乗せとリスクオン地合い継続を支えとした円安予想 (↑) と、週末で新たな悪材料が報じられやすいなか投機筋の売りが膨らむとの観測による円高予想 (↓)で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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米雇用統計が発表、このところの流れ引き継ぎ改善観測

今夜21:30以降、ドル円レートにきわめて大きな影響力を持つ米・5月雇用統計の発表が予定されています。なおこのところは、先行指標とされる米ADP雇用統計が大幅に上振れるなど米雇用の底堅さが示されており、また先般からの米における経済活動正常化の動きも指標に反映されてくるのではないかとの見通しから、今夜の米雇用統計発表後に米景気見通しが大幅に改善し、リスクオンが強まって円安に振れる (↑) との見方が出ています。(

ただ一方では、先月5月はまだまだ低調な米経済指標も多く、先日の米ADP雇用統計の上振れも、一時的な現象にとの見方もあります。また米における経済活動再開の影響はまだ今夜の米指標には織り込まれないとの見方もあり、今夜の米雇用統計発表後に米経済正常化への期待感がしぼみ円高に押し戻される (↓) のではないか、との見解も浮上しています。

今夜21:30以降に発表となる米雇用統計に関し、経済活動正常化の動きも支援材料となって大幅改善が続くことでの円安予想 (↑) と、低調であった先月5月の流れが再燃し大幅下振れとなっての円高予想 (↓) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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なお、この他にも、今後数日で重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。

5日(金)米・5月雇用統計

8日(月)日・GDP、独・4月鉱工業生産
9日(火)米・4月卸売在庫
10日(水)米・5月消費者物価指数(CPI)、FOMC(政策金利発表)、パウエル会見
11日(木)米・5月卸売物価指数(PPI)、新規失業保険申請件数
12日(金)米・5月輸入物価指数、6月ミシガン大学消費者態度指数

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

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