【3月31日ドル円予想と根拠】今夜発表の米消費者指数に高い注目、期末ドル売りはすでに一巡との見方も

※今日の「ドル円予想レポート」最新記事はこちらをご覧ください。

【3月31日ドル円予想と根拠】今夜発表の米消費者指数に高い注目、期末ドル売りはすでに一巡との見方も

前取引日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日31日のドル円相場予想を行います。

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今日までの市況 ダイジェスト

前取引日30日のドル円相場は、5・10日(ゴトー日)であり国内輸出企業のドル売り・円買い (↓) が重荷となったものの、各国の大規模な景気支援策で各市場に落ち着きが戻り (↑) 徐々に心理改善となり、安値107.12から高値108.29のレンジで円安方向への推移を見せました。


(USD/JPY ~3月31日、15分足)

5・10日(ゴトー日)により東京時間 でドル売り・円買いが進む

前取引日30日、107.68で東京時間オープンとなったドル円は、この日が国内輸出企業からのドル売り・円買いの多い5・10日(ゴトー日)であった (↓) ことから、日中は円高進行が顕著となり、11時過ぎに安値107.12に到達しました。ただその後は下げ一巡となり、日中のうちに108円台を回復しています。

続くNY時間に入ると、各国の大規模な景気支援策による見通し改善観測が次第に意識され、金融市場全般に落ち着きが取り戻されつつあったなかでドルも買われ (↑) 、NY時間早々に高値108.29まで上昇。その後も高値圏108円を前後するレンジ相場が続くままクローズとなりました。

こうしたなか、前取引日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、日中に見られた5・10日(ゴトー日)での国内輸出企業によるドル売り・円買い (↓) での円高 予想、また各国の大規模な景気支援策による市場の混乱和らぎ観測 (↑) での円安 予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。

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今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場については、3月の期末要因による国内勢のドル売り、および 23:00の米・3月消費者信頼感指数の内容が、アナリストらから材料視されています。

3月期末要因でのドル売り、すでに一巡との見方も

本日は3月31日は3月最終日となり、3月が決算月である国内企業の多くにとっては、本日が期末日にあたります。このタイミングでは、輸出系企業を中心に決算要因からドル売り注文が出やすい傾向にあり、本日のドル/円の上値は重くなる (↓) 可能性がある、との見解が見られています。

ただ一方では、今月3月はコロナショックに関連して強い円高圧力(ドル売り圧力)が生じていたことから、本来3月期末に行われるはずだった国内企業のレパトリ取引(海外利益還元のためのドル売り・円買い)がすでにピークを超えており、通例に反して今日のドル売り・円高圧力が限定的なものとなって、レートに底堅さが期待される (↑) のではないか、とのアナリスト見解も見られています。

こうした、期末3月31日というタイミングに関して、国内輸出系企業による決算要因からのドル売り(↓)での円高予想と、レパトリ取引がすでに一巡しているとの見方からドル売り限定・円安圧力回帰 (↑) となっての円安予想で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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今夜23時の米・3月消費者信頼感に底堅さ期待浮上

今夜23:00には、米・3月消費者信頼感指数など重要経済指標の発表が予定されていますが、こちらに関して、米国での新型コロナウイルス感染者数が急増し経済的悪影響への懸念が鮮明化した3月の経済統計とあって、米経済を支える個人消費の大幅な落ち込みを示す結果となるのではないか、との懸念 (↓) が高まっています。

ただ一方では、米国での新型コロナ感染急増後の各指標結果について、すでに市場は悪化を織り込み済みである、との見解も浮上してきています。そのため、今夜の米・3月消費者信頼感指数、あるいはその他の指標が市場の想定ほど悪化しておらず、一定の下押しにとどまれば、本指標発表後には過度な懸念後退でドル買い・円安圧力が生じる (↑)可能性 も指摘されている状況です。

今夜23:00発表の米・3月消費者信頼感指数に関し、大幅悪化となってドル売り・円高予想 (↓) と、すでに悪化は織り込み済みのところで想定よりも結果が底堅いものとなっての反動のドル買い・円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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なお、この他にも、今後数日で重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。

31日(火) 米・3月消費者信頼感指数
4月1日(水) 米・3月ADP雇用統計
2日(木) 米・2月貿易収支
3日(金) 米・3月雇用統計

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが【円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

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