【11日ドル円予想】米雇用底堅く心理改善、各国規制緩和も支えで円安か

【11日ドル円予想】米雇用底堅く心理改善、各国規制緩和も支えで円安か

前取引日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日11日のドル円相場予想を行います。

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今日までの市況 ダイジェスト

前取引日8日のドル円相場は、新型コロナにまつわる新たな米中対立への懸念 (↓) が重しとなったものの、米雇用統計では底堅さが示され市場心理が好転 (↑) 、安値106.22から高値106.74のレンジで円安方向へ推移しました。


(USD/JPY ~5月11 日、15分足)

米雇用統計が市場予想上振れ、心理好転

前取引日8日、106.24で東京時間オープンとなったドル円は、新型コロナの発生源や対応初動に関して米が中国へ向けた強硬発言を繰り返したことによる新たな米中対立勃発への懸念 (↓) を背景に下落、安値106.22円をつけました。

続いてNY時間となる21:30に米雇用統計が発表されると、米失業率が戦後最悪の水準となったものの、事前の市場予想ほどの悪化幅ではなかったことから過度な懸念が後退、悪材料出尽くしによるリスクオンの円安 (↑) が進み、急騰したレートは最高値106.74をつけ、その後やや上げ渋った106.65でクローズとなりました。

こうしたなか、前取引日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、新型コロナに関する米中対立懸念 (↓) での円高 予想、またその後の、米雇用統計発表後に悪材料出尽くしでリスクオンの流れが発生する (↑) との見通しに寄る円安 予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。

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今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場については、各国での外出規制緩和へ向けた動き、および米雇用の底堅さへの期待感が、アナリストらから材料視されています。

各国で外出規制緩和の動き、経済正常化へ期待感

新型コロナウイルス感染拡大により各国で実施されていた移動制限などの措置は、今週にかけ順次緩和されつつあり、各国で経済再稼働へ向けた動きが強まっています。とくに米国での経済再稼働へ向けた動きが市場の期待感を高めていることから、今夜にかけての続報をうけ、市場ではリスク回避の動きが巻き戻され、リスクオンの円安 (↑) が強まるのではないか、との見方が浮上しています。

ただ一方では、新型コロナ感染拡大抑止に成功したとされる韓国やシンガポールでは、移動制限緩和後に再び感染拡大となったケースも見られることから、米など主要国でも、規制緩和後にふたたび感染者数が増加するのではないか、との懸念も見られており、今夜NY時間にかけての続報を受けてリスク回避の円高の流れに拍車がかかる (↓) のではないか、との見方も見られています。

こうした、新型コロナ感染拡大に関する外出規制の緩和へ向けた動きについて、米国などでの経済再稼働へ期待感が高まるのことで円安予想 (↑) と、経済活動再開による新型コロナ感染の再拡大へ懸念が高まることによる円高予想 (↓)で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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米雇用の底堅さに好感、リスクオン継続か

先週末8日に発表された米雇用統計では、米の失業率が戦後最悪となったものの、悪化幅は事前の市場予想ほどではなかったため、発表後には悪材料出尽くしの症状となってリスクオンの円安が急進しました。この流れを引き継いで、本日の相場でも、NY時間にかけリスクオンの円安が継続 (↑) する、との見解が挙がっています。

ただ一方では、米雇用統計の発表結果については、事後に詳細な解説が報じられることも多く、一部では「今回の米雇用統計には集計されなかった、水面下での雇用悪化データがある」との見方も浮上していることから、今夜NY時間にかけての続報で市場心理が一転悪化し、リスク回避の円高展開へと転じる (↓) との見方も出ています。

先週末8日の米雇用統計結果に対する反応について、米雇用への底堅さへの期待感が継続してのリスクオン円安予想 (↑) と、今後の続報を受けてより詳細な雇用悪化のデータが確認されるのではないかとの警戒感による円高予想 (↓) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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なお、この他にも、今後数日で重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。

12日(火)米・4月消費者物価指数(CPI)
13日(水)米・4月卸売物価指数(PPI)
14日(木)米・新規失業保険申請件数
15日(金)米・4月小売売上高、4月鉱工業生産、5月ミシガン大学消費者態度指数

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

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