【3日ドル円予想】経済活動再開でリスクオン急進、今夜の米ADP雇用にも上振れ期待

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【3日ドル円予想】経済活動再開でリスクオン急進、今夜の米ADP雇用にも上振れ期待

前取引日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日3日のドル円相場予想を行います。

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今日までの市況 ダイジェスト

前取引日2日のドル円相場は、米国の大規模デモによる混乱での景気見通し悪化 (↓) が重しとなるも、その後は各国の経済活動正常化への期待感 (↓) が次第にリスクオンの動きにつながり、安値107.51から高値108.77のレンジを上昇トレンドで推移しました。


(USD/JPY ~6月3日、15分足)

米デモへ懸念も、経済活動正常化への期待勝りリスクオン

前取引日2日、安値付近107.58でオープンとなったドル円は、米国での大規模デモによる混乱での景気見通し悪化 (↓) が継続したことで円高展開となり、国内株式市場オープン前に安値107.51に到達、その後も夕刻までは下値圏での推移が続きました。

しかしNY時間になると、各国での経済活動正常化への動きや欧米市場の株価上昇 (↑) で市場心理が改善、リスクオンが進んだことで急反発し108円台に到達しました。その後も勢いは止まらず高値108.77をつけ、若干戻した108.70でクローズとなりました。

こうしたなか、前取引日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、米国での大規模デモによる景気見通し悪化 (↓) での円高予想、またその後の、各国での経済活動正常化期待や株価上昇によるリスクオン (↑) を支えとした円安予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。

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今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場については、各国の経済活動正常化進展への期待感、および米・5月ADP雇用統計など米指標の結果見通しが、アナリストらから材料視されています。

各国で経済活動正常化が進展 リスクオン続くか

新型コロナ感染拡大ペースの鈍化をうけ、各国で外出制限が緩和されるなど、経済活動正常化への動きが目立っています。これをうけ各国の株価はこの先の景気回復を先読みするかたちで上昇しており、こうした状況を支えに、今夜NY時間にかけてのドル円は、リスクオンに拍車がかかって円安推移となる (↑) 、という見方が出てきています。

ただ一方で、東京ではウイルス感染者数がふたたび拡大傾向を示していることから、都民へ警戒を呼びかける「東京アラート」が発動されるなど、国内外での感染拡大第二波への懸念もくすぶっています。一度ロックダウンや外出規制を経験した各国市場は現在も弱気に触れやすい心理状態である、との見方から、今夜にかけて経済活動正常化期待による円安が一巡し、ふたたび円高圏へ反落する (↓) 、との見解も見られています。

各国で広がる経済活動正常化の動きに関して、景気回復への期待感や株高を支えとしたリスクオン継続 (↑) での円安予想と、感染拡大第二波への懸念が次第に上回ることでのリスク回避復調 (↓) による円高予想で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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米ADP雇用統計など重要指標が発表へ 改善続き円安に拍車か

今夜米時間の21:15以降、米・5月ADP雇用統計や5月PMI、5月ISM非製造業指数など、ドル円レートへ大きな影響力を持つ米経済指標が順次発表されます。すでに先月には、経済活動正常化の進展で好結果となる米指標が見られていたため、経済活動正常化の影響をより大きく織り込む本日の指標では上振れ傾向が鮮明となり、各指標の発表時間後に円安展開となる (↑) のではないか、との見解が挙がっています。

ただ先月にも、新型コロナの影響を払拭しきれず大幅下振れとなった指標も多く見られており、この流れは今後もしばらく続くだろうとの見方から、本日発表の各経済指標が再び市場予想下振れとなり、米景気見通し懸念が再燃となって、各指標の発表後に大きく円高へ押し戻される (↓) 可能性も指摘されています。

今夜21:15から順次発表となる米・5月ADP雇用統計など米経済指標に関し、上振れの見られた先月の流れに拍車がかかっての大幅上振れによる円安予想 (↑) と、まだ新型コロナ感染拡大の影響は終わっていないとの見方に基づいた、今夜の指標の下振れ懸念による円高予想 (↓)で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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なお、この他にも、今後数日で重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。

3日(水)米・5月ADP雇用統計、5月ISM非製造業景況指数
4日(木)米・4月貿易収支
5日(金)米・5月雇用統計

9日(火)米・4月卸売在庫
10日(水)米・5月消費者物価指数(CPI)、FOMC(終了後政策金利発表)、FRBパウエル議長定例記者会見
11日(木)米・5月卸売物価指数(PPI)、新規失業保険申請件数
12日(金)米・5月輸入物価指数、6月ミシガン大学消費者態度指数

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

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