【15日ドル円予想】米でのコロナ再拡大とデモ混乱を注視 レートへの影響どこまで

【15日ドル円予想】米でのコロナ再拡大とデモ混乱を注視 レートへの影響どこまで

前取引日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日15日のドル円相場予想を行います。

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今日までの市況 ダイジェスト

前取引日12日のドル円相場は、新型コロナ感染拡大第二波への懸念が重し (↓) となったものの、米経済活動正常化への期待感 (↑) などを支えに反発し、安値106.58から高値107.55の上昇トレンドで推移しました。


(USD/JPY ~6月15日、15分足)

大幅な円高展開の流れ一巡、底堅さ示す

前取引日12日、106.86でオープンとなったドル円は、その前日11日に新型コロナ感染拡大第二波への懸念が高まったことで生じていたリスク回避の流れ (↓) を引き継いで、頭重い展開のなか安値106.86をつけました。

しかしその後、先週一週間で3円以上という大幅な下落の一巡がようやく意識され反発のち高値107.55まで到達、さらにNY時間にかけては、米・5月輸入物価指数やミシガン大指数などの主要経済指標が底堅い数字となり米の経済活動正常化へ向けた期待感 (↑) が高まったことも支えとなって、高値圏を維持したままクローズとなりました。

こうしたなか、前取引日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、新型コロナ感染拡大第二波への懸念増 (↓) での円高予想、またその後の、米経済活動正常化への期待感上昇によるリスクオン観測 (↑) での円安予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。

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今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場については、米でのコロナ第二波や大規模デモによる景気見通しへの影響、および今夜の米NY連銀指数など経済指標の結果見通しが、アナリストらから材料視されています。

コロナ第二波警戒にデモ拡大に関心 レートへの影響どこまで

米国では、一部の州で新型コロナ感染拡大ペースが再び上昇し「感染拡大第二波」への懸念が現実のものとなりつつあるなか、さらに黒人差別反対を掲げる大規模デモに関しても、米警官による黒人殺害の事案が再び発生したことで混乱が深まっており、これらを受けた見通し不透明感の強まりから、今夜NY時間にかけてはリスク回避の円高展開が強まる (↓) との見方が出ています。

ただ一方では、新型コロナ感染拡大「第一波」を経験したことで「第二波」の影響は限定的となるのではないか、との楽観的な見通しも出ており、また大規模デモによる経済活動への影響もすでにレートに織り込み済みである、との見方もあることから、今夜NY時間にかけてドル円は悪材料消化の様相が強まり底堅さを示す (↑) とのアナリスト予想も見られています。

米でのコロナ再拡大や大規模デモといった主要な悪材料に関し、見通し不透明感の強まりからリスク回避が進むとした円高予想 (↓) と、これらの悪影響はすでにレートに織り込まれており悪材料消化済みとなって底堅さを示すとの円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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今夜、米・6月NY連銀指数など発表へ 経済対策反映し改善か

今夜は、21:30に米・6月NY連銀製造業景気指数、29:00(明日未明)には米・4月対米証券投資と、ドル円レートに影響の大きな米主要経済指標が発表されます。ただこの6月の米経済指標はさえない数字となるものが多く、今夜のこれらの指標も、6月の流れを引き継いで下振れとなり、米景気見通しの悪化につながって、各指標発表後にドル円レートが円高方向へ振れる (↓) のではないか、との見方が出ています。

ただ一方では、先週末12日に発表された米・6月ミシガン大指数は市場予想を上回る力強い結果となっていたことから、米でこれまで行われてきた経済対策の効果が次第に経済指標に織り込まれ始めており、今夜の各指標も上振れ傾向を示すのではないか、との見解も浮上しています。

今夜のNY連銀指数など米経済指標に関し、6月に発表された大方の経済指標の流れを引き継ぎ悪化となっての円高予想 (↓) と、先週末日のミシガン大指数が上振れとなったことを受け米経済対策の効果が反映されるとの見通しによる円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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なお、この他にも、今後数日で重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。

15日(月)米・6月ニューヨーク連銀製造業景気指数
16日(火)米・5月小売売上高、5月鉱工業生産
17日(水)米・MBA住宅ローン申請指数、5月住宅着工件数
18日(木)米・新規失業保険申請件数
19日(金)米・1-3月四半期経常収支

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

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