【9月30日 ドル円予想と根拠】月末ドル買いフロー継続も、米指標発表で高下か

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【9月30日 ドル円予想と根拠】月末ドル買いフローと米指標発表

今日までのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日30日のドル円相場予想を行います。

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昨日の市況 ダイジェスト

先週末のドル円相場は、期末のドル買い需要サウジがイエメンと部分停戦で合意との報道が支えとなった一方で、米トランプ政権が対中投資制限を協議との報道がドル売りを呼び、高値108.18円から107.90円周辺まで下げて週の取引を終えています。


(USD/JPY ~9月30日、30分足)

サウジ部分停戦報道で108円台回復

先週末27日金曜、日中に107円台後半で高止まりしていたドル円は、ロンドン時間に出たサウジアラビアがイエメンで部分停戦に動いたとの報道を受けて中東地政学的リスクがやや後退、レートは一週間ぶりとなる108.18円まで円安に戻しました。

米が対中投資制限検討も期末ドル買いが支え

NY時間になると、トランプ米政権が米投資家による中国への投資を制限することについて協議との報道が伝わり、米中通商協議への先行き不透明感が強まったことでドルが下落、一時は107.79円まで円高が進みました。

ただ、その後は期末のドル買い需要が意識されたことでやや持ち直し、108円手前まで戻して週の取引を終えました。

こうしたなか、先週末のFXアナリスト予想の集計結果では期末の持ち高調整によるドル買いでの円安予想が出ていたことが、先週末配信のドル円アナリスト予想まとめレポート有料版で指摘されており、こちらの予想が的中する結果となりました。

今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場は、月末のドル買いの流れが引き続き注目されるほか、米金利見通しに影響する米経済指標発表が材料視されています。

月末ドル買いフロー継続の観測

今日30日は9月最終日となり、駆け込み的な月末・四半期末のドル買いの流れが継続することでドル円レートには上昇圧力がかかるとの予想が、一部のアナリストから挙がっています。

先週末にも、米の対中投資制限の報道でレートが下押した際には実需のドル買いフローが下支えし108.00円手前まで戻す展開を見せています。この流れが継続すれば今日は円安圧力が優勢となる、というのがこれらアナリストの見解と見られます。

こちらについての詳しい説明や、この予想を支持するアナリスト数の集計結果は、本日配信のドル円アナリスト予想まとめレポート有料版にてお読みいただけます。

シカゴ指数・ダラス製造業指数が発表へ

また今夜は、9月シカゴ購買部協会景気指数やダラス連銀製造業活動指数といった米経済指標の発表結果も材料視されています。

このところ米経済指標は、9月FOMCにおける米利下げ観測の後退を裏付けるような強い結果となり、ドル買い・円安を支援する内容のものが多くなっていますが、一方では、事前予想を下振れる指標結果が出た際など、景気下支えのための米利下げ観測が再燃し円高圧力が生じる展開も見られています。

こうしたなかで、今夜には米・シカゴ購買部協会景気指数や米・ダラス連銀製造業活動指数が発表となります。これらが下ぶれた結果となれば円高圧力が強まる可能性があります。さらに明日以降も数日間は重要な米経済指標発表が続くため、これらの結果しだいでレートが高下する展開が予想されます。

30日(月) 米・シカゴ景気指数、ダラス製造業指数
1日(火) 米・ISM景気指数、製造業購買管理者指数
2日(水) 米・ADP雇用統計
3日(木) 米・PMI、ISM景況指数
4日(金) 米・雇用統計、貿易収支

これらの経済指標が何日の何時ころに材料視され、それぞれが円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想を集計し、最も主流となるドル円アナリスト予想を解説するレポートは、こちらからご購読いただけます。

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