【5日ドル円予想】米の巨額経済対策協議、じわり進展で期待増

※ドル円予想最新記事はこちら

【5日ドル円予想】米の巨額経済対策協議、じわり進展で期待増

前取引日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日5日のドル円相場予想を行います。

スポンサードリンク

今日までの市況 ダイジェスト

前取引日4日のドル円相場は、米景気見通しの改善 (↑) を受け106円前後の高値水準を維持するも、TikTokの米国事業をめぐる米中関係悪化の懸念からリスク回避の円高が進み (↓) 、高値106.19円から安値105.63円のレンジで弱含みに推移しました。


(USD/JPY ~8月5日、15分足)

動画アプリ「TikTok」の米事業存続めぐり懸念台頭

前取引日4日、105.94円でオープンとなったドル円は、米国で検討されている追加経済対策案への期待による米景気見通し改善 (↑) によりドル買いが先行、106.00円前後の高値圏推移ののち、NY時間に入って高値106.19円をつけました。

しかしNY時間後半になると、中国企業による人気の動画アプリ「TikTok」の米国での事業存続に関し、米国側と中国側が互いに強硬姿勢を示す報道が続き、米中対立悪化への懸念増大からリスク回避のドル売り・円買いが進行 (↓) して反落、安値105.63円まで下落ののちクローズとなりました。

こうしたなか、前取引日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、米追加経済対策案への期待による景気見通し改善観測 (↑) での円安予想、またその後の、動画アプリTikTokの米事業存続をめぐる米中対立激化観測 (↓) での円高予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。

↓↓↓
「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」詳細はこちら

今日のドル円予想と主要材料

本日5日夕刻のドル円レートは、前日の同時間帯と比べ50銭ほど円高 (↓) となる105.70円近辺で推移しています。

今日のドル円相場については、米で協議されている追加経済対策の見通し、および今夜の7月ADP雇用統計など米経済指標の結果見通しが、アナリストらから材料視されています。

米の追加経済対策案に期待感 円安地合い継続か

今日にかけ米国では、トランプ米政権と米議会のあいだで、追加経済対策案の協議が進められています。これまでは、米政府と米議会で意見の隔たりが大きいとして不透明感がただよっていたものの、米議会の一部からは米政府案を評価する声が出ているとも報じられるなど、見通しは改善しつつあることから、今夜NY時間にかけての続報とともに追加経済対策案への期待感が膨らみ、リスクオンの円安展開へ回帰する (↑) 、との見方が出ています。

ただ一方では、米政権と米議会の主張は、予算総額をはじめとしたさまざまな点で大きな隔たりがあるのも事実であり、スピーディな協議の進展は望みにくい、との見解も市場の一部から挙がっています。このため、今夜NY時間にかけては、いったん高まっていた米追加経済対策への期待感がしぼみ円高に拍車がかかる (↓) との見解も浮上しています。

米で協議されている追加経済対策案に関し、米政権と米議会が実現へ向け歩み寄りを示すことでのリスクオンの円安予想 (↑) と、スピーディな対策案実現はのぞめないとの見解が広がることによる円高予想 (↓) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

↓↓↓
「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」詳細はこちら

今夜の7月ADP雇用統計など今夜の米指標は見通しさえず

今夜20:00以降、米国では、7月ADP雇用統計、6月貿易収支、7月ISM非製造業景況指数といった、多数の重要経済指標が順次発表されます。ただ、現時点の市場予想は、米の経済回復の遅れを反映したさえない結果になるとの見方が多く、今夜の各指標発表とともに米景気見通しが悪化、リスク回避で円高の動きが散発的に示される可能性があります。

ただ一方では、一部のアナリストは、とくに先月7月の雇用関連指標に良好な結果が目立ったことに注目し、米経済の基盤である雇用状況が改善してきたことで今晩の各指標も底堅さが示される (↑) として、各指標の発表後にリスクオンの円安が進むとの見方を示しています。

今夜20:00から米国で順次発表となる各経済指標に関し、米経済の弱さを反映した軟調見通しによる円高予想 (↓) と、7月の米雇用の堅調さを手掛かりとした底堅さ期待による円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

↓↓↓
「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」詳細はこちら

なお、この他にも、今後数日で重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。

5日(水)

10:45 中・7月購買担当者景気指数(PMI)
16:55 独・7月購買担当者景気指数(PMI)
20:00 米・MBA住宅ローン申請指数
21:15 米・7月ADP雇用統計
21:30 米・6月貿易収支
23:00 米・7月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)

6日(木)

20:30 米・7月チャレンジャー人員削減数
21:30 米・前週分新規失業保険申請件数

など

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

↓↓↓



 

おすすめ記事

米国10年国債利回り・ドル円相関チャート

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください