6月11日の日経平均は、小幅上昇スタート後にもみ合いとなり、9円安で反落となりました。マザーズは上昇となっています。
来週は、米FOMC通過でイベント待ちが終わり、大きく上下どちらかに動く展開になると予想します。
今、買うべき銘柄教えます!「投資の森」成長株レポート
株式市況と相場戦略
株式市況
6月11日の日経平均は、SOX指数(米フィラデルフィア半導体株指数)が1%超上昇したことで、アドバンテストが2%超上昇など半導体関連株に買いが入っており、上昇スタートとなっていますが、もみ合い後に下落して、9円安となりました。FOMC(米連邦公開市場委員会)待ちや週末要因などで売りが出て、2万9000円を割り込んで終わりました。
マザーズ指数は0.10%上昇となっています。JASDAQ指数は0.14%下落となっています。
個別ではエーザイ、バンダイナムコホールディングス、エムスリーなどが上昇しています。反面、クボタ、丸井グループなどが下落しています。
中小型株では、マザーズではJIG−SAW、フーバーブレイン、交換できるくんなどが上昇しています。一方、クックビズ、アクシージア、トレンダーズなどが下落しています。
JASDAQでは、ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング、MICS化学、シンバイオ製薬などが上昇となっています。
市場の概要は、
- SOX指数上昇で半導体関連株に買い
- 2万9000円付近で利益確定売り
- 日経平均は上昇スタートも9円安で反落
- マザーズは上昇、JASDAQは下落
となっております。
今日の日経平均は半導体関連株に買いが入りましたが、利益確定売りが出て小幅反落となっています。
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日経平均が上昇時にも大きく上昇する銘柄教えます!「投資の森」成長株レポート
相場戦略
来週の株式相場は、来週の前半はFOMC(米連邦公開市場委員会)を控えて様子見ムードが強くなりそうですが、16日の米FOMC発表後は、ワクチン接種の進行などで上昇すると予想します。
来週のFOMC(米連邦公開市場委員会)を見極めたいという思惑から来週初めまで様子見ムードが続きそうです。米FOMCでは、政策変更等は行われず、金融緩和を続ける発言がされると思われので、イベント通過後は、日本のワクチン接種の進行などにより、出遅れている日本株が買われて、上昇し3万円を回復する場面がでてくると思われます。
来週の予想レンジは、2万8900円~3万0100円と予想します。
マザーズ指数は、出遅れ銘柄が買われて上昇になると予想します。