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【今週のトルコリラ円見通し】対米関係悪化、関税制裁の応酬で再び下落か(~2018年8月17日)

先週のトルコリラ円相場を振り返りつつ、今週8月17日までのトルコリラ円レート週間見通しを発表します。

先週のトルコリラ円振り返り

先週のトルコリラ円は、高値21.84円から安値16.13円のレンジで軟調に推移したのち、週末10日にさらに大きく値を下げ、前週末比で下落しました。

先週のトルコリラ円の動きとしては、米国人牧師の軟禁問題をめぐるトルコ・米国間の緊張が高まるなか、米国がトルコの閣僚2人に対し制裁を発動、さらに10日には、米国がトルコに対するアルミ・鉄鋼の関税を2倍とすることを表明したことで、トルコリラは対円でも対米ドルでも大きく下落、市場最安値を更新して引けました。

今週のトルコリラ円と週末への見通し

今週のトルコ円は、週初の13日(月)にはトルコリラ円の下落が一服、市場の警戒感はいくぶん和らぎ、本日15日(水)17:00現在までは堅調に推移しています。

しかし本日になって、トルコが米国製品の一部に報復関税を課すと報道されたことで、トルコ情勢に対する警戒心が再燃する向きもみられます。

米国人牧師の解放のニュースがあれば、今回の下落一服は底打ちと目され下値を支える可能性がありますが、そうした報は現在届いておらず、またエルドアン大統領の利下げ圧力や通貨安への対策が不十分であることなど、他の懸念材料がいくつか払拭されていないことも考えると、週末までトルコリラは余談を許さない状況と言えます。

今週のトルコリラ円レンジは、15.5円 – 19.5円を予想します。

今日のレンジ予想/トルコリラ円見通しと推移

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