トルコリラ円予想 TRY/JPY

トルコリラ円

現在値
(7月20日 14:09)

23.3150-0.20(-0.83%)

始値 23.3650 安値 23.2650 高値 23.3850
  • 本日
  • 1ヶ月

予想/分析

テクニカル予想

一時間足 予想
サマリー 売り
移動平均 M5 23.32
M20 23.35
M50 23.42
M200 23.32
MACD (12, 26) -0.03
Williams %R -84.61 中立

いま相関の強い経済指標ランキング(18日)

正相関
経済指標 相関値 終値 前日比
1. DAX +55.3% 12,318 -31.53(-0.26%)
2. ユーロストック50 +53.8% 3,412 +5.69(0.17%)
3. ドルインデックス +5.2% 95.08 +0.14(0.15%)
逆相関
経済指標 相関値 終値 前日比
1. NYダウ -71.9% 25,065 -134.79(-0.53%)
2. ドル円 -41.6% 112.37 -0.49(-0.43%)
3. ドイツ長期金利 -28.9% 0.33 -0.02(-4.65%) 急落
4. 米長期金利 -26.5% 2.89 +0.02(0.77%)
5. ユーロドル -5.0% 1.1639 -0.00(-0.19%)

中長期指標

トルコ 政策金利 (6月7日)

現在値 前回比% 発表日
トルコリラ 政策金利 17.75 +7.58% 6月7日

トルコ 次回日程

2018年7月24日

トルコ ヒストリカルデータ

政策金利
年/月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2018年 8.00 8.00 8.00 8.00 16.50 17.75            
2017年 8.00 8.00 8.00 8.00 8.00 8.00 8.00 8.00 8.00 8.00 8.00 8.00
CPI(インフレ率)
年/月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2018年 11.92 10.35 10.26 10.23 10.85 12.15 15.39          
2017年                 10.68 11.20 11.90 12.98

トルコリラのFX情報

トルコリラ予想/エルドアン勝利でリラ安定上昇?のわけ

トルコの行く先を左右するイベントであった先週のトルコ大統領選は、エルドアンの再選という結末を迎えました。
選挙前、当ブログでは、既存勢力の続投を好感で一時的にトルコリラは上昇し、のち内包する数々の問題が重しとなり次第に下げる、という予想をたてていました。
しかし、それに反し、先週のトルコリラはレジスタンスと見られていた24円台に乗せ、それから比較的緩やかに推移しました。これは何が起きているのでしょうか? エルドアン陣営、および与党のAKP勝利が、現在のトルコにとってどのような意味を持つのか、そしてそこから、2018年のトルコリラ為替レートはどのように推移するのか、を考えます。

エルドアン勝利、不正がささやれるも…

先週のトルコ大統領選ではエルドアンが得票率53%で勝利しました。これでエルドアン体制の長期政権化が確実となっています。
今回の選挙勝利による再選後の任期は5年間です。ただ、新たな憲法が施行された現在、エルドアンは2023年の時期大統領選へも出馬が可能となっています。

選挙後の一週間は比較的安定して上昇

選挙結果をうけ、ひとまずは、既存勢力の維持という方向を好感し、トルコリラは上昇しました。
先週25日(月)以降のトルコリラの対円レートは、一時は23円45銭近辺まで下げるも、その後安定して上昇、週末にかけてレジスタンスと見られていた24円台に乗せました。

週明け下げるも動きは緩やか

なお、週が明けたきょう、日本時間日中の取引では、トルコリラ円は再び下げ、24円を下抜けて現在は23円80銭近辺で推移しています。
しかし、この日本時間日中は、世界の通貨市場全体で見ると市場参加者の少ない時間帯であり、16:00から深夜にかけてオープンする通貨取引の主戦場・NY市場・ロンドン市場の動き次第では、再び上昇基調に乗る可能性もあります。

「エルドアン再選」の意味

ここで考えるべきは、エルドアン大統領再選、あるいは与党のAKP(MHPと連立)圧勝が誰にどのように受け止められているか、です。
日本では、トルコリラ関連ニュースが潤沢でないため、エルドアン政権に対しても一面的なイメージしか持っていない、という方は多いでしょう。エルドアン氏のイメージと言えば、独裁、不正、人権侵害問題に対する欧米からの糾弾、といったところかもしれません。
しかも、今回の選挙でも、エルドアン陣営は選挙不正をしていた、と、敗戦濃厚となった野党が訴えていました。ニューズウィーク誌の報道によれば、エルドアン陣営による有権者への嫌がらせがあったほか、国内メディアにおける各候補の扱いに格段の違いがあり、エルドアンの対立候補に割かれた放映時間がエルドアンのわずか1/10ほどであったとの情報もあります。

経済成長・安全保障への期待も

とはいえ、エルドアン大統領の53%という得票率は、すべて不正だけで成り立った数字とも言えず、トルコ国民の一定数がエルドアンを支持していることも浮き彫りにしました。
エルドアンの支持者らは、エルドアン政権がトルコの経済成長を実現する強いリーダーシップを握っている、と考えており、また反体制派・クーデター支持派勢力といった安全保障上の「脅威勢力」を抑え込むためにも、エルドアンの力が必要であると考えているようです。
事実、選挙結果直後に大きく取沙汰されていた選挙不正問題について、日が経つごとにニュースで触れられることは少なくなってきました。エルドアン陣営の圧力の可能性もありますが、その一方で、「たとえ不正がなくてもエルドアンは優勢であった」との認識が広がっている、というのが実際のところのようです。

長期的な成長への道筋は早まった?

先週を再度振り返ると、トルコリラの為替レートは、予想していたよりも穏やかな動きで推移しました。選挙直後のトルコリラ上昇はきわめて短期的な動きで、まもなく下落トレンドに入ると予想していましたが、思ったほどの激しい動きにはならず、このままゆるやかに推移していく可能性があります。
当ブログでは、今後人口ボーナス期の恩恵をいっぱいに受けるであろうトルコが、長期的には大きく経済成長を遂げる、と予想しています。経済成長は一朝一夕ではなりませんが、その間、これからどのような警戒材料が出てくるか注意する必要があります。

エルドアンが狙う利下げの可能性

大きなところでは、エルドアンの金融緩和の可能性は強い警戒が必要です。エルドアンは選挙前から、当選のあかつきにはトルコ中銀により強く関与していく旨を語っており、またエルドアンが国内支持基盤強化のために利下げ(金融緩和)をしたいのはほぼ明白と考えられています。
高インフレに苦しんできたトルコにおいて、トルコ中銀がようやく大幅な利上げを行い17.75%という未曾有の水準を実現した矢先ですが、そこにエルドアンの思惑通りふたたび利下げとなれば、国外からのトルコへの評価は再び不安定化するでしょう。
発言を覆すことも多いエルドアン大統領が、利下げに今後言及しないシナリオも考えられないわけではありませんが、まだまだ油断はできない、というのが実際のところです。

2018年のトルコリラ円予想(2018/7/3更新)

2018年の予想としては、トルコリラ円はいったん底を打ったのち、最終的には28円周辺まで上げる可能性がある、と見ています。

経済成長のスピード、早まる可能性も

トルコ総選挙結果から一週間が経過した時点では、トルコリラ円は23円なかばから24円のレンジで底堅く推移してきました。
今後何らかのリスクでここから下放れ、23円を割り込むことも考えられますが、もともと健全なトルコ経済のファンダメンタルズに加え、エルドアン政権がこの先数年は盤石なものとなったことで、経済成長のスピードは早まる可能性があります。

7月9日、財務大臣に娘婿を起用

9日トルコでは、エルドアン大統領へ権限を集中させる新制度が発動しました。
それとともにエルドアンが財務省として指名したのが、大統領の娘婿となるベラト・アルバイラク氏でした。

実力派の前任者が退き警戒感高まる

新たに財務大臣となったアルバイラク氏の前任者は、投資銀行出身で金融市場から期待を担っていたシムシェキ副首相でした。
この実力派のシムシェキ氏が経済政策の要職から外されたことで、金融市場では、かねてからエルドアンが発言していた、国内支持基盤がためのための金融緩和(利下げ)が進行するという懸念が高まりました。

懸念増大も、やや下落は鈍化

この財務大臣選任で、エルドアン政権の独裁色がさらに強まったことが明らかになりました。
アルバイラク氏はエルドアン大統領の意図通りに動くことが予想され、今後の金融政策が市場とうまく対話しつつ進んでいけるかどうかは未知数となっています。
7月10日現在、トルコリラはさらに下値を広げ23円40銭近辺で推移しています。とはいえ下げの勢いは昨日よりも鈍っており、エルドアン独裁リスクの高まりも、すでにある程度織り込まれつつある状況とも言えます。
そのため、トルコリラ円で言えば、5月につけた安値の22円台を割り込む可能性は、今の所低いと考えています。このまま20円に向かって下げるシナリオは少々考えにくいかもしれません。

今後トルコリラは40円まで上がる

トルコリラ円は現在24円手前で推移していますが、長期的には40円あたりまでの上昇が見込まれています。
トルコリラは、リーマンショックの影響が出た2009年から現在まで、緩やかに減価を続けてきました。
2009年には90円超の水準だったのが、現在は23-24円周辺ですから、60%も下落したということになります。
しかし、この2018年6月を境に、ようやく底打ちの見通しも聞こえるようになりました。そして長期的には、現在の2倍近い40円台まで戻す、という説が聞かれます。

2018年のトルコリラ運用計画

トルコリラで投資運用を行う場合、運用計画としては積立を推奨します。
いったん沈静化したかのように思われたトルコ内政のリスクですが、エルドアン再任後数週間で、いくつかの懸念が噴出しています。しかも、外部のリスク、つまり米国主導の世界経済から影響を受ける可能性も、依然として残っています。となると、新興国通貨として相応の慎重さが求められるという点は、今もなんら変わっていないと言えます。
簡単に言えば、長期的には見通しは明るいとは言え、短期的には何が起こるかわからない、ということです。そのため、トルコリラの取引は、あくまで資金に余裕を持ち、長期的なプランを持って運用するのをおすすめします。
今は積立には買い場といえるトルコリラですが、あくまで資金には十分な余裕を持って取引するように心がけたいところです。

トレード豆知識:トルコリラ取引に最適な時間帯

トルコリラ取引に適した時間帯は、下記のようになります。

期間(米基準)適した時間帯
夏時間(3月~11月)夕方16:00~深夜24:00
冬時間(11月~3月)夕方17:00~深夜25:00
時間帯による違い、なぜ起こる?

基本的にはほぼ24時間取引できるのがFXの特徴です。
しかし、トルコリラを取引する際には、できるだけ取引を避けたほうがいい時間帯があります。

「昼間」はトルコリラ取引に不向き

それは、深夜01:00から夕方17:00までの間です。(※冬時間、夏時間なら0:00~16:00) 特に、日本での取引時間(東京時間)を意識している投資家は、昼間に取引する人も少なくないでしょう。しかし、この時間帯にトルコリラを取引した場合、思うような価格で約定できないうえ、値飛びのリスクが飛躍的に高まってしまいます。
その理由は、市場参加者が圧倒的に少ないためです。
この時間帯に動いているのは日本市場のほか、アジアの市場、シドニー市場がありますが、これらの国では、トルコリラの取引は活発ではありません。つまり流動性が極めて低い時間帯となってしまいます。
では、トルコリラの流動性の高い時間帯とは、いつなのでしょうか・

「夜間」がトルコリラ取引に最適

トルコリラの流動性の高い時間帯に取引をしたいなら、流動性の低い時間「以外」を選べばよいのです。つまり、夕方17:00から深夜01:00までの間です。(※冬時間の場合、夏時間なら16:00~0:00) この時間は、ロンドン市場が動く、FXのゴールデンタイムとなります。ロンドン市場に加え、欧州市場も同時間で動き出します。
さらに、ニューヨーク市場も開いている夜21:00から深夜01:00の間なら、巨大な市場、とくにロンドン市場とニューヨーク市場が同時に動いているということで、流動性は飛躍的に高まり、約定価格が比較的安定し、値が飛ぶリスクは大幅に減少します。

まとめ:「値飛び」の可能性を下げる

値が飛ぶというのは、単に思い通りに価格が推移しないというだけでなく、大損を出す危険性をはらんだものです。
最悪なケースとしては、あなたが約定した瞬間に、極めて大きな値下がり(あるいは値上がり)が発生し、追証の時間すらなく、ほとんど一瞬で強制ロスカットとなる場合もあります。
余裕資金で取引を行い、「最悪のケース」に至るのを避けるのはもちろんですが、比較的動きの大きなトルコリラなど新興国通貨で、さらにリスクを抑えるためにも、流動性が少なく値が飛ぶ危険性が高い時間の取引は避けて取引するよう、覚えておきましょう。

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