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【1月23日ドル円予想と根拠】WHO協議に進展で新型ウイルス問題見通し改善なるか
昨日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日23日のドル円相場予想を行います。
このページの目次
今日までの市況 ダイジェスト
昨日22日のドル円相場は、新型コロナウイルス関連報道への警戒感継続 (↓) と米12月中古住宅販売件数が特段の好結果とならなかったこと (↓) が重しとなり、高値110.10から安値109.83まで下落しました。
(USD/JPY ~1月23日、15分足)
新型ウイルス懸念増大、米指標もさえず
昨日22日、109.91で東京市場オープンとなったドル円は、中国で検出された新型コロナウイルスへの過度な懸念が一服し高値110.10まで小幅上昇、その後勢いを失いロンドン時間まで軟調に推移しました。
NY時間になると、米12月中古住宅販売件数が市場予想を上回りはしたものの心理好転までには至らず (↓) 、さらに、新型ウイルスに関しWHOが予定していた会見を見送ったことで不安再燃 (↓) となり、安値109.83まで下落しました。
こうしたなか、昨日配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、新型ウイルスへの懸念拡大 (↓) 、および、米12月中古住宅販売への期待後退 (↓) による円高予想が掲載されており、これらが的中する結果となりました。
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今日のドル円予想と主要材料
今日のドル円相場については、新型コロナウイルス関連報道と、今夜の米景気指数・米失業保険件数の見通しが、アナリストらから材料視されています。
WHO協議で新型ウイルス問題見通し改善か
昨日の市場では、中国政府が新型コロナウイルス感染へ全面的対策を行うとの発表で一時懸念一服となった場面があったものの、その後WHOによる事態判断が先延ばしにされたことで懸念が再燃しました。
今日の相場では、武漢の交通機関停止措置といった続報で新型ウイルス懸念に拍車 (↓) がかかっての円高予想が出ているものの、一方では、今日23日のWHO再協議などを背景とした過度な懸念の後退 (↑) による円安期待も浮上しています。
新型コロナウイルス関連の続報に関し、見通し懸念に拍車がかかる (↓) ことでの円高予想と、過度な懸念の後退 (↑) による円安予想で、どちらのアナリスト予想が多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。
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今夜の米景気・米雇用指標は上振れなるか
NY時間となる今夜22時30分より以降、米・失業保険申請件数や、米・12月景気先行指標が発表となります。
現時点の市場予想ではいずれも小幅悪化 (↓) となっていますが、このところの米雇用や米景気の関連指標はむしろ力強い結果となっているものが多く、予想を上振れ (↑) となれば、発表と同時にレートが上振れる可能性も期待できます。
今日のアナリスト予想で、今夜の米・失業保険件数や米・景気先行指標が期待薄 (↓) とする円高予想と、市場予想上振れ期待 (↑) での円安予想で、どちらが優勢となっているかは、本日の「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」に掲載の集計結果をご覧ください。
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なお今週から来週にかけては、他にも重要指標が発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。
23日(木) 米・失業保険受給者数、新規失業保険申請件数、12月景気先行指数
24日(金) 米・1月購買担当者景気指数(PMI)
27日(月) 米・12月新築住宅販売件数
28日(火) 米・FOMC、12月耐久財受注、1月消費者信頼感指数
29日(水) 米・12月住宅販売保留指数、FOMCにてパウエルFRB議長会見
30日(木) 米・GDP
31日(金) 米・PCEコア、PCE、シカゴ購買部景気指数、ミシガン大消費者指数
これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが【円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。
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