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【3月5日ドル円予想と根拠】NYダウ大幅高、市場は新型コロナウイルス問題をついに織り込みか

※今日の「ドル円予想レポート」最新記事はこちらをご覧ください。

【3月5日ドル円予想と根拠】NYダウ大幅高、市場は新型コロナウイルス問題をついに織り込みか

前取引日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日5日のドル円相場予想を行います。

今日までの市況 ダイジェスト

前取引日4日のドル円相場は、106円台で実需筋の押し目買い(↑) が見られたものの、新型コロナウイルスへの警戒感による世界的なリスク回避の高まり(↓) が上値を抑え、安値106.84から高値107.68のレンジで強含みに推移しました。


(USD/JPY ~3月5日、15分足)

実需筋の押し目買いで高値107.68まで上昇

前取引日4日、107.09で東京時間オープンとなったドル円は、コロナウイルス問題の経済的影響への警戒感 (↓)から、オープン直後には安値106.84を付けたものの、106円台で待ち構えていた実需筋の買い(↑) で反発、高値107.68まで上昇しました。
NY時間には、再びウイルス懸念により一時下落 。107.1台まで下落しましたがやはり反発し、強含み推移へと移行しました。なお米指標のADP雇用者数やISM非製造業の結果は、市場予想を上回ったものの市場の反応は限定的でした。

こうしたなか、前取引日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、106円台での実需筋による押し目買い観測(↑) での円安予想、また新型コロナウイルスへの警戒感による世界的なリスク回避の高まり (↓) での上値重さ予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。

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今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場については、コロナウイルス問題に対する市場の反応、および今夜の米指標が冴えない結果の場合の下振れ警戒が、アナリストらから材料視されています。

コロナウイルス問題に対する市場の反応

いぜん新型コロナウイルス感染拡大による経済的影響への懸念は強いものの、昨日のダウ平均は+1173ドル高となり+1000ドルを超える大幅高となりました。2日も+1000ドルを超える上昇を見せており、今日の相場ではコロナウイルス問題を市場が織り込み始め反発 (↑) する可能性への指摘がアナリストから上がり始めています。

ただし、世界的に新型コロナウイルス感染者数は増加を続けていることから、引き続き新型コロナウイルスへの警戒感による世界的リスク回避の高まり (↓) での円高懸念を指摘するアナリストも依然として存在します 。

こうした、コロナウイルス問題を市場が織り込み始める (↑)ことによる円安予想と、新型コロナウイルスへの警戒感から世界的リスク回避の高まり (↓) での円高予想で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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今夜の米指標が冴えない結果の場合の下振れ警戒

今夜22:30には、米・新規失業保険申請件数、24:00に米・製造業受注指数が発表となります。コロナウイルス問題の経済面への影響が懸念されるなかで、各指標が冴えない結果となれば発表後のドル円が下落する (↓) 可能性 がアナリストから指摘されています。

ただし、昨夜発表の米・ADP全国雇用者数やISM非製造業景況指数は市場予想を上回り、直近の米経済の強さを裏付ける結果となりました。この流れで今日の各指標も市場予想が上振れすれば、発表後に円安が進行 (↑) する可能性 があります。

今夜発表となる米・新規失業保険受給者数や製造業受注指数に関し、冴えない結果での円高予想 (↓) と、昨夜の指標の流れを引き継ぎ市場予想上振れによる円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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なお、この他にも、今後数日で重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。

5日(木) 米・新規失業保険申請件数、製造業受注指数
6日(金) 米・2月雇用統計

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

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