5月10日の日経平均は、先週の米株上昇で買い優勢となっており上昇スタートとなりました。マザーズは上昇となっています。
今週は、米金融緩和が長期化する観測から買いが優勢となるが新型コロナ警戒で上値は抑えられる展開と予想します。
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株式市況と相場戦略
株式市況
5月10日の日経平均は、先週の米株が上昇したことで買いが先行しており上昇で始まりました。その後急激に上げ幅を拡大して一時200円超上昇となっています。
先週の金曜日の米雇用統計が予想を大きく下回ったことで米金融緩和が長期化されるとする見方が多くなり米株が上昇、さらに米長期金利が低下したことでナスダックが上昇しハイテク株や半導体関連株などが買われて、東京市場でも半導体関連などに買いが入っています。
マザーズ指数は下落となっています。JASDAQ指数は上昇となっています。
個別ではソフトバンクG、東京エレクトロン、ホンダ、エムスリー、第一三共などが上昇しています。反面、ファーストリテイリング、ディーエヌエーなどが下落となっています。
中小型株では、マザーズでは、GMOメディア、ブロードマインド、AI insideなどが上昇しています。一方、東京通信、JIG−SAW、ライトアップなどが下落となっています。
JASDAQでは、研創、シンクレイヤ、SHINPOなどが上昇となっています。
市場の概要は、
- 緊急事態宣言延長で売り先行
- NYダウ、ナスダック上昇で徐々に買いが優勢
- 日経平均は下小幅上昇で続伸
- マザーズは下落、JASDAQは上昇
となっております。
今日の日経平均は米株高が支えとなり、小幅上昇の続伸となりました。
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日経平均が停滞時にも上昇する銘柄教えます!「投資の森」成長株レポート
相場戦略
今週の株式相場は、米金融緩和長期化から買いが先行しますが、3万円位近づくと利益確定売りが出て上値が抑えられる展開と予想します。
米金融緩和長期化観測で米金利が低下しナスダックやSOX指数が上昇したことで、大型グロース株やIT関連株などに買いが入り上昇しますが、2万9800円近くに抵抗線があり、入れ期確定売りが出やす状況で上値が抑えられると思われます。
今週の予想レンジは、2万9200円~3万0000円と予想します。
マザーズ指数は、上昇になると予想します。