日本時間18日夕刻の米長期金利は、軟調推移のなか0.830台まで下落。
前日17日NY時間は米10年国債が買われ、米長期金利は低下。
17日NY時間の米10年国債は買い優勢となり、米長期金利は低下。(国債価格が上昇したことで、国債金利は下落)
手がかりとなったのは、NY時間に発表された米・10月小売売上高の市場予想を下回る弱い結果。
底堅いと見られていた米小売指標がここへ来て失速したことで、年末に向けての米景気回復ペースが鈍化するとの懸念が高まり、安全資産である米10年国債が買われた。
他方では、新型コロナウイルスの米国における新規感染者が連日10万人を超えるペースで増加していることも、今回の指標悪化による景気懸念に拍車を掛ける結果となった。
この状況を受け米株価は下落、また翌18日の日本株も反落しており、金融市場はひとまずリスクオンの流れが巻き戻される展開か。
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