【12月16日ドル円予想と根拠】米中合意・英選挙通過でリスクオン継続

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【12月16日ドル円予想と根拠】米中合意・英選挙通過でリスクオン継続

前週末からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日12日のドル円相場予想を行います。

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今日までの市況 ダイジェスト

先週末16日のドル円相場は、米中第一段階合意 (↑) によるリスクオン、また英総選挙での保守党勝利 (↑) によるリスクオフの巻き戻しによって、安値109.00から高値109.71のレンジを強含みに推移しました。


(USD/JPY ~12月16日、15分足)

重要イベント通過で高値圏

先週末13日、109.40で東京時間オープンとなったドル円は、米中第一段階合意で15日予定の追加関税発動が回避された (↑) ことや、英総選挙での与党保守党勝利による不透明感払拭 (↑) を支えに円売りが優勢となり、ロンドン時間にかけ高値109.71まで上昇しました。

NY時間には、米中合意関する米紙報道に関しトランプ米大統領から「合意や関税に関する内容が完全に誤っている」との発言が出てサプライズ的に109.20まで下げたものの、底堅い展開は続き、じり高推移へと移行したのちクローズしました。

先週末配信のドル円アナリスト予想まとめレポート有料版では、米中合意でのリスクオン地合いが継続 (↑) 、また英総選挙での保守党勝利による不透明感後退 (↑) で円安地合いが続く可能性が指摘されており、こちらの予想が的中する結果となりました。

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今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場では、米中合意によるリスクオンでのドル上値余地心理や、今夜の米PMIの結果見通しが、アナリストらから注目されています。

米中合意でのドル円高値余地は

先週末の米中合意で、ドル円は節目109.00付近を上抜け高値圏で推移しています。合意内容としては、米が15日の関税発動見送り、さらに一部の既存関税も半分に引き下げるといったもので、大きなリスクがひとつ片付き、市場では強いリスクオンの流れが生まれています (↑) 。

ただ一方では、ドル買いが一服するにつれ、この合意が「全体の交渉内容から見ればまだ一部にすぎない」との見方も浮上してきており、今日の相場では高値圏での調整売り (↓) が広がるとのアナリスト見解も出てきている状況です。

今夜にかけて、米中合意によるリスクオン継続 (↑) での円安予想と、強気のドル買いが一服 (↓) での円高予想で、どちらのアナリスト予想が優勢か、集計結果は本日配信のドル円アナリスト予想まとめレポート有料版にてご確認下さい。

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米12月PMIの結果見通しに注目

また、今夜発表となる米・12月総合購買担当者景気指数(PMI)の結果見通しにも、アナリストらが高い注目を寄せています。

今夜の米12月PMIについての市場予想は、製造業PMIについては横ばい、サービス業PMIについては改善と、いずれも底堅い (↑) 結果になると見込まれています。

ただ、先週末発表の米・11月小売売上高は市場予想を下回っており、この流れを引き継いで、今日の米12月PMIも予想を下振れる可能性があります。今夜の米12月PMIにつき、アナリストの予想の集計結果は、本日配信のドル円アナリスト予想まとめレポート有料版にてご確認下さい。

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なおこの他にも、今日の米NAHB住宅指数や明日の米鉱工業生産、週末の米GDPなど、今週は重要な米経済指標が多数発表予定となっており、これらの発表と同時にレートが大きく振れる可能性があります。

16日(月) 米PMI、NY連銀指数、NAHB住宅指数
17日(火) 米住宅着工件数、鉱工業生産
18日(水) 米MBA住宅ローン指数
19日(木) 米四半期経常収支、米中古住宅販売件数
20日(金) 米GDP、米個人消費支出、米ミシガン大指数

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが【円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

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