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【1月9日ドル円予想と根拠】米イラン戦争回避観測強まる 市場の関心は再び米景気見通しへ

※今日の「ドル円予想レポート」最新記事はこちらをご覧ください。

【1月9日ドル円予想と根拠】米イラン戦争回避観測強まる 市場の関心は再び米景気見通しへ

昨日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日9日のドル円相場予想を行います。

今日までの市況 ダイジェスト

昨日8日のドル円相場は、イランによる米軍攻撃 (↓) でリスクオフが進んだものの、その後米イラン対立激化懸念が後退 (↑) 、また米ADP雇用統計が好結果 (↑) となったことで、安値107.65から高値109.25まで上昇しました。


(USD/JPY ~1月9日、15分足)

米イランリスク後退で大幅反発

昨日7日、108.40周辺でオープンしたドル円は、東京時間直前のイランによる米軍拠点攻撃 (↓) で地政学リスクが意識され、リスクオフの動きの強まりから、安値107.63まで急落しました。

しかしその後、イランが「戦争は求めない」と発言、米トランプ大統領も軍事報復の意向は示さず、対立激化への警戒感が後退 (↑) 、さらに夜間発表の米12月ADP雇用統計も予想上振れ (↑) となったことで、レートは年初来高値109.25まで大幅反発しました。

こうしたなか、昨日配信の「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では米イランの地政学的リスク懸念上昇による円高予想 (↓) 、また夜間のADP雇用統計の上振れによる円安展開予想 (↑) が掲載されており、これらが的中する結果となっています。

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「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」詳細はこちら

今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円予想については、米イランの地政学的リスクの見通しと、米指標結果を受けての米景気観測に、アナリストらの注目が集まっています。

米イラン地政学的リスクの見通しは

昨日のイランによる米軍攻撃で一時円高が進んだものの、その後の両国の「戦争望まず」発言 (↑) でリスクオフ後退、レートは円安へ戻しました。この流れを受け、今日は地政学的リスク警戒が和らぎ円安圧力が勝るのではないか、とのアナリスト予想が出ています。

ただ、今日の日本時間未明には、イランから追加のミサイル攻撃が行われた (↓) との報道も出ています。これにより、むしろ警戒感は継続しており、今日の相場では円高圧力が優勢となる、とのアナリスト予想も見られている状況です。

米イランの地政学的リスクに関し、今日これから事態が収束へ向かい円安圧力が強まる (↑) か、NY時間にかけ懸念再燃で円高進行 (↓) となるか、アナリストらの予想を集計した結果は、本日配信の「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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米景気見通しには期待感戻る

昨夜の米ADP雇用統計や、その前日の米ISM非製造業といった経済指標は、いずれも市場予想を大幅に上振れとなり、米景気見通しには強さが戻っている (↑) との見方から、今日の市場で更に円安が強まるとの見方が、アナリストから挙がっています。

しかし一方では、その前に発表された米ISM製造業が2009年以来の低水準だったことから、いぜん米景気拡大ペースには懸念が残る (↓) との見方もあります。この場合、今夜の米失業保険件数が冴えない結果となれば、急激に円高が進む可能性もあります。

今夜にかけての米景気見通しの動向につき、堅調見通しがまさり円安圧力が優勢となるか、景気懸念継続で円高圧力が高まるか、アナリスト予想の集計結果は本日配信の「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご確認いただけます。

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なお今日明日にかけてには、他にも重要指標が発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。

9日(木) 米・失業保険件数
10日(金) 米・12月雇用統計

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが【円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

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