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【今週のドル円予想】米中リスク後退、米景気へ期待感上昇(1月20日~24日)

※「今週のドル円予想レポート」最新記事はこちらをご覧ください。

【今週のドル円予想】米中リスク後退、米景気へ期待感上昇(1月20日~24日)

先週のドル円市況を回顧しつつ、今週1月20日~24日のドル円相場予想を行います。

先週の主な材料

先週のドル円相場は、米指標の結果に振らされる場面をはさみつつも、米中が第一段階合意へ調印 (↑) でリスクオン円安が鮮明となり、安値109.47から高値110.29まで上昇しました。


(ドル円為替レート、~1月17日、1時間足)

米中合意リスクオン、米指標も後押し

前週の米雇用統計が下振れで安値圏109.47からスタートした先週のドル円ですが、その後は週の中盤に控えた米中第一段階合意への署名に期待感 (↑) が広がり、堅調な推移が続きました。

米中の合意調印直後はリスク通過での利確売り (↓) で軟化するも、週後半には米中リスク払拭でのリスクオンへ回帰、高値110.27まで上昇しました。なおこの間、米PPI悪化で小幅下落 (↓) するも、米12月小売売上高の予想上振れで上伸 (↑) する場面がありました。

こうしたなか、先週配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、米中合意によるリスク通過 (↑) 、および、米小売売上高の予想上振れ (↑) などによる円安予想が掲載され、これらが的中する結果となりました。

「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」詳細はこちら

今週のドル円予想

今週のドル円相場では、米中合意への安堵感から強含み (↑) の地合いが意識されるなか、米企業決算を受けての株価動向と、米経済指標による米景気見通しが、ドル円市場の大きな材料となりそうです。

リスクオンのなか米株高で円安上伸なるか

米中が第一段階合意へ署名し、交渉決裂という最悪の事態を免れたことで、市場ではひとまず警戒感が大きく後退 (↑) し、リスクオンの流れが勢いを増しつつあります。

こうしたなか今週は、本格化する米企業決算を受けた米株価動向にレートが振らされそうです。基本的に米決算には期待感が先行 (↑) しており円安観測が出ている一方、昨年までの米中関税戦争の影響で業績が下振れての米株下落 (↓) を警戒する声も挙がっています。

今週の株価動向につき、米企業業績好調での円安予想 (↑) と、業績悪化での円高予想 (↓) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は今週配信の「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご確認下さい。

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米指標堅調の流れ、今週も続くか

米中第一段階合意という大きなリスクを通過した状況で、市場の関心は米景気見通しへとシフトしており、そちらを占うものとして、米経済指標の結果が材料視されています。

先週は米卸売物価指数が予想を下ぶれたものの、米12月小売売上高や1月フィラデルフィア景気指数が予想を大幅に上振れる結果となり、今週の米12月中古住宅件数や米1月購買担当者軽吉数(PMI)にも期待感 (↑) が高まっています。

今週毎日発表される各経済指標につき、結果堅調での円安予想 (↑) と、予想下振れ懸念 (↓) での円高予想で、アナリストの支持が多いのはどちらか、毎日の集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご確認いただけます。

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なお、この他に今週にかけて発表される米指標は、次のようなものも注目されています。

20日(月) 日・11月鉱工業生産、金融政策決定会合
21日(火) 日・日銀黒田総裁定例会見
22日(水) 米・12月住宅価格指数、12月中古住宅件数
23日(木) 米・失業保険受給者数、12月景気先行指数
24日(金) 米・1月購買担当者景気指数(PMI)

こうした経済指標が何日何時ころに材料視され、それぞれが円安・円高のどちらへ影響する見込みか、発表予定日時とFXアナリストらの事前予想を集計し、最も主流となるドル円アナリスト予想を解説するレポートが、こちらからご購読いただけます。

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