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【1月30日ドル円予想と根拠】WHOが二度目のウイルス緊急会合、米GDP速報値にも警戒感
昨日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日30日のドル円相場予想を行います。
このページの目次
今日までの市況 ダイジェスト
昨日29日のドル円相場は、新型コロナウイルス感染拡大への懸念が上値抑え (↓) となるなか、FOMCパウエル会見がハト派的な内容 (↓) となったことで下落、高値109.27から安値108.98まで下落しました。
新型肺炎懸念のなかFOMC会見はハト派
昨日29日、109.14で東京時間オープンとなったドル円は、一時強含みの推移を示すも、新型コロナウイルス感染拡大懸念が上値抑え (↓) となるなか反落、のち方向感を失ったまま弱含みに推移しました。
さらにNY時間には、FOMCでのパウエルFRB議長会見が「新型肺炎の悪影響注視」「バランスシート拡大の見通し」などハト派的内容 (↓) であったことが重荷となり、安値108.98まで下落、そのまま下値圏でクローズしました。
こうしたなか、きのう配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、新型コロナウイルス感染拡大への懸念継続 (↓) による上値抑え予想、またFOMCパウエル会見へのハト派懸念 (↓) による円高予想が掲載されており、これらが的中する結果となりました。
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今日のドル円予想と主要材料
今日のドル円相場については、新型コロナウイルスに関する続報への見通し、および、今夜の米GDP速報値の結果見通しが、アナリストらから材料視されています。
今夜21時半、WHOが新型ウイルス緊急会合へ
新型コロナウイルス感染被害は拡大が止まらず、市場では中国経済への深刻な悪影響も見込まれるなか、今日21:30にはWHOが再度の緊急会合を開く予定であり、ここで緊急事態宣言が発動され大きなリスクオフ円高 (↓) となるのでは、と懸念が高まっています。
ただ一方では、過去のSARS問題(2003年)などの影響を振り返ると、今回の感染拡大がピークを迎える日は遠くない、との観測もあり、今夜のWHO会合で緊急事態宣言が回避されリスクオフ後退 (↑) の円安となるのでは、とのアナリスト予想も見られています。
新型コロナウイルス問題に関し、今夜WHOが緊急事態宣言を発動することでの円高予想 (↓) と、過度な懸念後退による円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。
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今夜22時半に米GDP速報値
今夜NY時間には、22:30より米にて重要経済指標が多数発表されます。このなかでもとくに、米10-12月期GDP速報値の結果見通しが、アナリストらから材料視されています。
こちらにつき、現在の市場予想では底堅い内容となる見通し (↑) で、発表後はドル買い戻しで円安圧力が高まると見られていますが、一部アナリストは予想下振れへ警戒感 (↓) を示しており、結果発表と同時にレートが下押すとの見解も見られています。
今夜の米GDP速報値に関し、底堅い結果となっての円安予想 (↑) と、予想下振れによる景気見通し悪化での円高予想 (↓) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。
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なお、この他にも、今週から来週にかけては、重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。
30日(木) 米・GDP
31日(金) 米・PCEコア、PCE、シカゴ購買部景気指数、ミシガン大消費者指数
3日(月) 米・1月ISM製造業景況指数
4日(火) 米・12月製造業新規受注
5日(水) 米・1月ADP雇用統計、1月ISM非製造業景況指数
6日(木) 米・新規失業保険申請件数
7日(金) 米・1月雇用統計
これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが【円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。
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