【2月12日ドル円予想と根拠】パウエル発言通過、新型肺炎続報で上値余地か

【2月12日ドル円予想と根拠】パウエル発言通過、新型肺炎続報で上値余地か

10日・11日のFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日12日のドル円相場予想を行います。

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今日までの市況 ダイジェスト

10日からのドル円相場は、新型肺炎の感染拡大懸念継続 (↓) での頭重さと110.00手前の売り圧力の強さ (↓) により、高値109.69から安値109.56のレンジで方向感なく推移しました。


(USD/JPY ~2月12日、15分足)

肺炎リスク継続、110.00が上値抵抗線に

10日(月)、109.75でオープンしたドル円は、10日の東京時間に一時110.00手前まで円安に振れるも、新型肺炎の感染拡大懸念が継続 (↓) で買いに勢いがつきにくく反落、軟調推移となりました。

11日(火・祝)、東京市場が休場で閑散のなか、レートは方向感のないまま上昇するも、再び110.00手前の売り注文の厚さ (↓) で上値限定となりました。NY時間には株高で反発する一幕もありましたが高値109.96で反落、やはり110.00上抜けはなりませんでした。

こうしたなか、10日(月)に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、新型肺炎の感染拡大懸念継続 (↓) による頭重さ予想、および、110円台載せ困難 (↓) との上値メド予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。

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「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」詳細はこちら

今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場については、パウエル米FRB長官発言への市場の反応、および新型ウイルス収束への見通しが、アナリストらから材料視されています。

パウエル発言にはひとまず安心感か

今日まで行われる米パウエルFRB議長発言に関し、昨日(発言一日目)は、新型肺炎の影響へ注意は必要としつつ、現行の緩和的金融政策は適切な可能性が高いとしており、今日でも頭重さが継続 (↓) との見方が出ています。

ただ一方では、パウエル発言が市場の懸念ほど悲観的ではなかったこと、またレートへの影響が懸念された発言一日目を通過したことで、本日の市場では安心感が台頭 (↑) 、次第にドル買いが強まるとのアナリスト予想も見られています。

今夜NY時間まで行われるパウエル発言に関し、利下げ確率低下 (↓) での円高予想と、悲観的内容への警戒感一服 (↑) による円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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新型肺炎「4月収束」報道に期待感

昨日の市場では、中国国内における新型肺炎の感染拡大が4月ころをめどに収束する可能性が高いとの報道により市場で安心感が広がっており、今日は市場の過度な懸念が後退 (↑) しての円安圧力が高まるのではないか、とのアナリスト予想が出ています。

ただ一方では、感染拡大ペースが2003年のSARSを超えたとの報道が出るなど、足元の感染拡大に歯止めはかかっておらず、さらに今後には経済的な悪影響が顕在化してくる、との見通しもあって、今日の市場でも頭重さが継続 (↓) する、との見方も出ています。

新型肺炎の見通しに関し、感染収束期待の高まり (↑) による円安予想と、経済的影響などへの懸念継続 (↓) による円高予想で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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なお、この他にも、今週にかけては重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。

12日(水) 米・パウエルFRB議長発言、米・1月財政収支
13日(木) 米・1月CPI、CPIコア
14日(金) 米・小売売上高、鉱工業生産、ミシガン大指数

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが【円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

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