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【2月17日ドル円予想と根拠】日本で肺炎感染拡大、GDPも悪化で「当該国通貨売り」の円安観測浮上
先週末14日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日17日のドル円相場予想を行います。
このページの目次
今日までの市況 ダイジェスト
先週末14日以降のドル円相場は、新型ウイルスの経済的影響懸念 (↓) と米経済指標の予想下振れ (↓) を重荷に、が重荷となったうえ米経済指標も冴えない結果 (↓) となり、高値109.91から安値109.70のレンジを頭重く推移しました。
ウイルスの経済的打撃懸念や米指標悪化が重荷に
先週末14日、109.91で東京時間オープンとなったドル円は、中国株の反発などで一時的に買い優勢となる場面もありましたが、新型ウイルスによる経済的影響への懸念 (↓) が上値抑えとなり続かず、夕刻まで頭重い推移が継続しました。
NY時間になると、米小売売上高が予想を上振れることなく冴えない結果となったほか、米鉱工業生産が予想下振れになるなど、発表された米経済指標の結果が冴えず (↓) 、安値109.70まで下落しました。
こうしたなか、先週末14日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、新型ウイルスによる経済的懸念の再燃 (↓) 、および、米経済指標への期待後退 (↓) による円高予想が掲載され、これらが的中する結果となっています。
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今日のドル円予想と主要材料
今日のドル円相場については、感染拡大の続く新型ウイルス関連のヘッドライン、およびGDP発表値などを受けての日本国内の市況が、アナリストらから材料視されています。
新型ウイルスに4月収束観測も浮上
先週、新型ウイルス感染者の判定基準変更が報じられたあとも、感染者数拡大に歯止めはかかっていません。さらに今後は諸国経済指標への悪影響も明らかになってくるとの見方から、きょうもリスクオフの円高圧力 (↓) が続く、との見解が、アナリストらから挙がっています。
ただ一方では、ウイルス感染は今月2月をピークとして4月頃には収束するのではないか、との見方も一部のアナリストから挙がっており、問題の早期収束期待から、リスクオフ巻き戻しによる円安圧力 (↑) を指摘する声も出ています。
新型ウイルス関連報道に関し、世界的な経済的悪影響への懸念による円高予想 (↓) と、感染が収束へ向かうとの期待感浮上による円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。
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日本GDP悪化、国内感染拡大で「円売り」観測か
このところのリスクオフ環境から、安全通貨である日本円の買いによる円高圧力 (↓) が顕在化しています。
しかし一方では、本日の東京時間直前に発表された日本・実質国内総生産(GDP)が、年率閑散で四半期ぶりのマイナス成長となったことにより、一時はこちらを手がかりとした日本円売りでの円安 (↑) が進んでいます。
また他方では、日本国内での新型肺炎感染者数増加により、こちらも当該国通貨である日本円の売りへと繋がって円安圧力 (↑) になっているとの声が聞かれ、各トピックの見通し悪化によるリスクオフの円高圧力 (↓) とせめぎ合っている状況となっています。
こうしたなか、リスクオフ環境の継続による円高予想 (↑) と、日本国内の動向を材料とした日本円売りでの円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。
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なお、この他にも、今週にかけては重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。
17日(月) 日・GDP
18日(火) 米・NY連銀製造業指数、NAHB住宅指数
19日(水) 米・FOMC議事要旨、PPI、住宅着工件数
20日(木) 米・フィラデルフィア連銀製造業指数、景気先行指数
21日(金) 米・PMI速報値、中古住宅販売件数
これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが【円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。
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