【2月18日ドル円予想と根拠】肺炎感染拡大も、中国の景気支援策と今夜のNY連銀指数に期待感

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【2月18日ドル円予想と根拠】肺炎感染拡大も、中国の景気支援策と今夜のNY連銀指数に期待感

昨日17日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日18日のドル円相場予想を行います。

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今日までの市況 ダイジェスト

昨日17日以降のドル円相場は、日本GDPの下振れ (↓) 肺炎感染拡大懸念 (↓) が上値を抑えた一方、悪材料をいったん消化で売りが続かず、高値109.96から安値109.72の狭いレンジをじり高で推移しました。


(USD/JPY ~2月18日、15分足)

新規悪材料欠くも肺炎リスク意識で上値重さ

昨日17日、109.78で東京時間オープンとなったドル円は、早朝の日本GDPの市場予想下振れ (↓) で安値109.72まで下げるも売りは続かず戻し、そのまま下げ渋りで小動きの推移が続きました。

夕刻以降も、新型肺炎の感染拡大による悪影響懸念 (↓) が上値重しとなるも、新規の悪材料を欠いた状況で方向感なく下げ渋る展開が続き、小幅に円安方向へ推移ののち、祝日休場の米時間を経てクローズとなりました。

こうしたなか、昨日17日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、新型肺炎懸念継続による上値重さ予想 (↓) 、また日本GDP下振れによる円高予想 (↓) が掲載されており、これらが的中する結果となっていました。

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今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場については、新型肺炎に関する中国景気刺激策への反応、および今夜のNY連銀景況感など米指標見通しが、アナリストらから材料視されています。

新型肺炎リスクへ中国の景気支援策に期待

中国武漢を中心とした新型ウイルス感染拡大に関し、今週にかけてウイルス問題の経済的影響が明らかになってきており、中国における需要や供給の減少で米アップル社の業績予想が悪化するなど、見通し不透明感の強まり (↓) がレートの重荷となっている状況です。

ただ、その一方では、中国当局は全人代(中国の重要な政治イベント)を延期するなど対応に本腰を挙げ、ウイルスの悪影響を抑えるため景気刺激策を打つと報じられており、こちらへの期待感 (↑) がレートの支えとなる観測が浮上してきています。

新型ウイルス関連報道に関し、経済的悪影響が現れてきていることでの円高予想 (↓) と、中国の景気刺激策期待による円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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NY連銀指数など今夜の米指標は改善か

今夜22:30以降には、2月NY連銀製造業景気指数、2月NAHB住宅市場指数、12月対米証券投資指数など、外為レートに関連の強い指標が発表されます。このうちNY連銀指数は改善する市場予想となっており、アナリストの間では期待感 (↑) が浮上しています。

ただ、2月値の発表となるものに関しては、新型ウイルスの影響を大きく受けて予想下振れとなる可能性もあり、発表後のレート下振れへ警戒感 (↓) も示す声も挙がっています。

米NY連銀指数など、本日22時半以降の米経済指標につき、期待感による円安予想 (↑) と、新型ウイルスの影響による下振れ警戒感からの円高予想 (↓) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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なお、この他にも、今週にかけては重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。

18日(火) 米・NY連銀製造業指数、NAHB住宅指数
19日(水) 米・FOMC議事要旨、PPI、住宅着工件数
20日(木) 米・フィラデルフィア連銀製造業指数、景気先行指数
21日(金) 米・PMI速報値、中古住宅販売件数

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが【円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

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