【7日ドル円予想】大型指標の米雇用統計が発表へ トランプ発言受け「大きな数字」へ期待感

【7日ドル円予想】大型指標の米雇用統計が発表へ トランプ発言受け「大きな数字」へ期待感

前取引日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日7日のドル円相場予想を行います。

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今日までの市況 ダイジェスト

前取引日6日のドル円相場は、米の巨額経済対策案の協議難航が重し (↓) となるなか、NY時間の後半にかけトランプ大統領や議会側から経済対策実現に向けて前向きな発言が相次いだ (↑) ことが下値支えとなり、高値105.69円から安値105.30円のレンジを底堅く推移しました。

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(USD/JPY ~8月7日、15分足)

米追加経済対策案への思惑で底堅い相場続く

前取引日6日、105.59円でオープンとなったドル円は、米の巨額経済対策案の合意先送り懸念 (↓) の浮上が重しとなり、レンジ相場の中で、105.69円の高値を付けた後、安値105.30円まで下落しました。

続くNY時間の後半に入ると、経済対策案についてトランプ大統領及び議会側から前向きな発言が相次ぎ、合意への期待感を受けてレートが浮上 (↑)、105.54円まで小幅に戻しクローズとなりました。

こうしたなか、前取引日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、米巨額経済対策の合意先送り懸念 (↓) での円高予想、またその後の、米巨額経済対策に週内の合意期待の再浮上 (↑) での円安予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。

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「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」詳細はこちら

今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場については、米の巨額経済対策案への早期合意期待、および今夜の米雇用統計の結果見通しが、アナリストらから材料視されています。

米の巨額経済対策案、週末までの合意なるか

米トランプ政権と米議会の間で協議が続く巨額経済対策案は、双方の主張の隔たりが大きく難航が予想されていたものの、今日にかけ米議会側が協議内容の進展を認めたと報じられており、早期合意への期待感が高まっています。このため今夜NY時間にかけて、続報などを契機にリスクオンが進み円安展開が強まる (↑) 、との見方が出ています。

ただ一方で、トランプ米大統領は、政府の経済対策案のうち一部については、大統領令を使って実施に移すことを検討している、と発言しています。このため、トランプ米大統領の強硬な姿勢が米議会側の反発を招いて経済対策の一部しか実現されず、また米政局不安にもつながりかねないとして、市場の懸念が広がりリスク回避の円高が進むのではないか (↓) 、との見解も浮上しています。

米で協議中の追加経済対策案に関し、米議会の協議進展発言をさかいに早期合意期待が高まっての円安予想 (↑) と、トランプ米大統領の強硬姿勢による実行見通し悪化での円高予想 (↓) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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今夜の米雇用統計に「大きな数字」期待高まる

今夜21:30以降には、米経済見通しをうらなう重要指標である、米雇用統計が発表となります。こちらにつきトランプ米大統領は、先日のTVインタビューにて「大きな数字が出てくる」と発言しており、市場では今夜の米雇用統計が力強い結果となるのではないか、との期待感が高まっています。このため今夜の結果発表後には、好結果を確認後に米景気見通しが改善しリスクオンの円安が進む (↑) 可能性がある、との見方が出ています。

ただ一方では、米雇用統計の先行指標とされる米・ADP雇用指標が、一昨日5日の最新結果で大幅下振れとなっていたことから、この流れを引き継ぎ、今夜の米雇用統計も市場予想を下振れて米景気見通しが悪化し、結果発表後にリスク回避の円高が進む (↓) 、との見方も浮上しています。

大型経済指標となる今夜21:30以降の米雇用統計に関し、トランプ米大統領の事前コメント通り市場予想上振れへの期待感による円安予想 (↑) と、大幅に悪化したADP雇用統計の流れを引き継いでの結果下振れによる円高予想 (↓) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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なお、この他にも、今後数日で重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。

7日(金) 米・7月雇用統計

11日(火) 米7月卸売物価指数(PPI)、4~6月期実質国内総生産(GDP)
12日(水) 米・7月消費者物価指数(CPI)
13日(木) 米・新規失業保険申請件数、7月輸入物価指数
14日(金) 米・7月小売売上高、7月鉱工業生産

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

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