【今日の株式相場】「クジラ買い」支えも、買い銘柄には明暗(3月18日)
国内株式市況を、底値銘柄レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今後の株式相場を予想します。
17日の株式相場 ダイジェスト
17日の東京株式市場は、「クジラ買い」、すなわち日銀のETF買い観測や公的年金による買いの観測 (↑) を支援材料に、5日ぶりに反発しました。
17日の日経平均株価 終値
17,011.53/+9.49 (+0.06%)
上昇1日目
17日の株式相場と注目銘柄
17日の東京株式市場では、前日の米国株が約3000ドルという歴史的な大幅下落となった (↓) ことで、日経平均も大幅マイナス圏からスタートしたものの、日銀によるETF買い観測や公的年金の買い観測といったいわゆる「クジラ買い」が支援材料となり (↑) 反発、一時は前日比プラス550円まで上げ幅を広げる場面も見られました。
ただ上値は重く、前場終盤から大引けにかけては、前日終値をはさんで騰落を繰り返しました。個別株では、トヨタや日本製鉄が大幅高 (↑) となった一方で、ファストリやコマツは売られ (↓) 、指数の重荷となりました。
こうしたなか、過去に配信された「底値銘柄レポート(有料版)」の掲載銘柄では、アンジェス(4563)が前日比+48(+7.10%)と上昇しており、レポート掲載時と比較すると+162(+28.8%)の株価上昇となりました。
今後の株式相場予想と注目銘柄
各国景気対策のなか注目の「管理事業」銘柄とは
新型コロナウイルス問題の拡大・長期化観測によって、リスク資産とみなされることの多い株式は、日本や欧米を含む世界中で、歴史的とも言えるような強い売り圧力にさらされています。
今日までに、FRB(米中銀)が緊急利下げで実質ゼロ金利を実現、また日銀はETF買い入れ枠の増額を発表し、市場心理の下支えをはかりましたが、市場では「そこまでしなければならないほど事態は悪化したのか」との懸念が広がり (↓) 、かえって売りに拍車をかけている状況です。
こうしたなか市場では、弱気相場に強いとして買われることの多い「中長期銘柄」に視線が注がれています。例として、マンション管理や警備など需要が安定した管理事業で、3Qの売上・利益が過去最大値を更新し、今後株価上昇が期待される上場銘柄が、「底値銘柄レポート(有料版)」最新号で解説されています。
乱高下の続く地合いに強い「中長期銘柄」のなかでも、ビジネス特性や業績から株価上昇が期待される注目銘柄の解説は、「底値銘柄レポート(有料版)」最新号でご確認下さい。
このほか、安定成長期待銘柄や高配当銘柄で、底打ち・上昇期待が出ている銘柄も多く判明しています。このうち、安定成長期待として「有望底値圏銘柄レポート」に掲載された銘柄の数は、下記のとおりです。
16日(月) 279銘柄
13日(金) 344銘柄
12日(木) 288銘柄
11日(水) 203銘柄
10日(火) 325銘柄
毎日の配信されるこうした上昇期待銘柄について、その銘柄名や、ピックアップ銘柄の解説は、本日以降も毎日更新される「底値銘柄レポート(有料版)」の最新号にてご覧ください。