【4月13日ドル円予想と根拠】原油安続くも、VIX悪化に歯止めで円高一巡か

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【4月13日ドル円予想と根拠】原油安続くも、VIX悪化に歯止めで円高一巡か

前取引日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日13日のドル円相場予想を行います。

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今日までの市況 ダイジェスト

前取引日10日のドル円相場は、行き過ぎたリスク回避の巻き戻し (↑) の動きが支えとなるも、減産合意後も原油安が継続しリスク回避が次第に台頭 (↓) 、高値108.58から安値108.32のレンジで軟調に推移しました。


(USD/JPY ~4月13日、15分足)

原油安に歯止めかからずリスク回避続く

前取引日10日、108.47で東京時間オープンとなったドル円は、前日の米株高を支えとした過度なリスク回避の巻き戻し (↑) の動きから円安方向へ推移し、10時前には高値108.58に到達しました。

しかし、原酒産出国が参加したOPECプラスでの減産合意にもかかわらず原油安が継続したことでリスク回避の流れが次第に台頭 (↓) し反落、海外時間には安値108.32に到達、その後は売り一巡でやや戻した108.51でクローズとなりました。

こうしたなか、前取引日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、米株高を支えとした過度なリスク回避の巻き戻し観測 (↑) での円安予想、また減産合意後も原油価格が下落していることでのリスク回避観測 (↓) での円高予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。

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今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場については、減産合意後も下落していた原油価格の見通し、およびリスク回避心理再燃への懸念が、アナリストらから材料視されています。

減産合意後も原油価格は低水準、今後の見通しは

先週のOPECプラスは原油減産で各国が合意に至り、需給引き締めによる原油高を予想するアナリストが多く見られていましたが、結果として原油安に歯止めがかかっていない状況が続いています。そのため、今後新型コロナの影響で世界的景気悪化となれば、原油需要が低下しさらなる原油安圧力が発生する、との見通しが今日の相場で強まっており、リスク回避の円高進行となるのではないか (↓) との見方が浮上しています。

ただ一方では、世界経済悪化による原油需要の後退はすでに予想されており、また減産自体は合意がなされていることから、いまの原油安が一時的なものとなり、今夜にかけては悪材料出尽くしから原油価格が反発、リスクオンの流れとなって円安圧力が高まる (↑) のではないか、との見方も浮上しています。

こうした、OPECプラス後の原油価格動向について、世界経済見通しの悪化から原油安が継続との見方によるリスク回避進展 (↓) での円高予想と、一時的な原油価格の下落の後は材料出尽くしから反転しリスクオン (↑) となっての円安予想で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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米株やVIXに弱気相場一服の兆しも

先週の米国株は上昇基調となり、NYダウは直近高値からの50%戻しを達成、また投資家の不安を表す指標と言われるVIX指数もこのところ大きく低下してきていることから、今夜にかけてリスク回避は抑制され円安圧力が優勢となる (↑) のではないか、とのアナリスト見解が浮上しています。

ただ一方では、世界的な新型コロナウイルス感染者の増加は歯止めがかかっていないことから、こうした米株高やVIX低下といったリスクオンの兆候はあるものの、今日の相場にかけてはリスク回避の円高圧力が再び優勢となるのではないか (↓) との見方も出ています。

このような市場心理の推移に関し、米株高やVIX指数の低下を支えとした円安予想 (↑) と、新型コロナ感染拡大に歯止めのかからない状況を受けての円高予想 (↓) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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なお、この他にも、今後数日で重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。

14日(火) 米・3月輸入物価指数
15日(水) 米・3月小売売上高、4月NY連銀製造業景気指数、3月鉱工業生産指
16日(木) 米・3月住宅着工件数、新規失業保険申請件数
17日(金) 米・3月景気先行指標総合指数

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

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