【11月13日 ドル円予想と根拠】今夜のパウエルFRB議長証言・米CPIに期待感

※今日の「ドル円予想レポート」最新記事はこちらをご覧ください。

【11月13日 ドル円予想と根拠】今夜のパウエルFRB議長証言・米CPIに期待感

今日までのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日13日(水)のドル円相場予想を行います。

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今日までの市況 ダイジェスト

昨日12日(火)のドル円相場は、日経平均の上昇に後押しされて高値109.29円まで上昇したのち、トランプ米大統領講演での米中交渉見通し悪化が重しとなって安値108.93円まで反落しました。


(USD/JPY ~11月13日、15分足)

株高で買い先行も米中期待一服で反落

昨日のドル円は、東京時間に109.05円で始まったのち、前日の米株高が支え(↑)となった日経平均の上昇に後押しされて、高値109.25円まで上昇しました。

しかしその後のロンドン時間は新材料を欠きもみ合いとなり、続くNY時間には、トランプ米大統領が経済会合講演にて対中関税追加を示唆(↓)したことで市場心理が悪化、安値108.93円まで反落し、そのまま安値圏で今日の取引へと渡りました。

なお、昨日のFXアナリスト予想を集計した結果では、米株
上昇(↑)での円安先行
予想、またNY時間のトランプ経済会合講演での対中強硬発言(↓)による円高展開予想へ注目が高かったことが、昨日配信のドル円アナリスト予想まとめレポート有料版で指摘されており、こちらが的中しています。

今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場では、今夜発表の米消費者物価指数(CPI)の結果と、そちらを受けてのパウエル議会証言での利下げ観測が、大きな材料になるとして注目されています。

米CPI後はじり安との市場予想

今夜は、重要景気指標である米・消費者物価指数(CPI)の発表が予定されています。

現在のところ、市場予想では前回と同水準の結果になるとみられており、結果がこのとおりなら、今後の米利下げ観測にも大きな変化はなく、ドル円レートも「事実で売り」との格言通り頭重い推移(↓)となりそうです。

パウエルFRB議長証言で一挙円安の見方も

さらに今夜は、米CPIに続きパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言も予定されています。

パウエルFRB議長は、今年すでに3回連続の利下げを行っており、市場では今後の米利下げはいったん休止との見方も出ています。しかし、もし今夜の米CPIが市場予想を下振れ(↓)れば、パウエル証言も今後の利下げに前向きな内容となる可能性があり、結果ドル安円高(↓)材料となります。

ただ、CPIが予想上振れ(↑)の結果となれば、パウエル証言も「当面は利下げ不要」との内容が強調され、ドル高円安(↑)につながる、とのアナリスト予想も出てきています。

今夜の日本時間 22:30 以降に発表の米CPIやパウエル証言に関し、FXアナリストの間で円安予想と円高予想のどちらが多いかを集計した結果は、本日配信分のドル円アナリスト予想まとめレポート有料版にてご確認ください。

今週の経済イベント見通し

このほかにも、今週は重要な経済指標発表や経済イベントが多く控えています。これらも、結果が景気見通し改善につながれば米利下げ観測後退(↑)で円安(↑)、悪化なら米利下げ観測増(↓)で円高(↓)の可能性が強まるため、ドル円材料として市場から強い関心が注がれています。

13日(水) 米・CPI、パウエル議長証言、月次財政収支
14日(木) 米・PPI、パウエル議長証言
15日(金) 米・NY連銀景気指数、小売売上高、鉱工業生産

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想を集計し、最も優勢なドル円アナリスト予想を解説するレポートは、こちらからご購読いただけます。

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