【来週のドル円予想】コロナ見通しに光明も、米住宅指標など懸念強く(4月20日~24日)

※今日の「ドル円予想レポート」最新記事はこちらをご覧ください。

【来週のドル円予想】コロナ見通しに光明も、米住宅指標など懸念強く(4月20日~24日)

今週のドル円市況を回顧しつつ、来週4月20日~24日のドル円相場予想を行います。

スポンサードリンク

今週の主な材料

今週のドル円相場は、新型コロナ感染拡大でのリスクオフ (↑) が重荷となるも、「有事のドル買い」 (↑) 米の外出制限緩和方針による経済活動再開期待陶に支えられ、安値106.93から高値108.53のレンジで底堅く推移しました。


(ドル円為替レート、~17日、1時間足)

コロナ拡大と原油安が重荷も好報道に反応

今週頭13日、108.46でオープンしたドル円は、世界的な新型コロナ感染拡大に歯止めがかからない状況 (↓) のなか、さらに原油安 (↓) も重荷に下落、週半ばには安値106.93をつけました。

しかし週後半になると、安全資産としてドル需要が高まる「有事のドル買い」の流れ (↑) が発生、それに続いて米で外出制限緩和を検討と報じられ経済活動再開へ期待感 (↑) が持ち上がったことも支えとなって反発、週高値108.53をつけています。

こうしたなか、今週配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、週頭の新型コロナ感染拡大観測 (↓) や原油安継続との観測 (↓) による円高予想、また週後半にかけての、「有事のドル買い」発生 (↑) や米国での外出制限緩和検討の見通し (↑) による円安予想が掲載されており、これらが的中しています。

「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」詳細はこちら

来週にかけてのドル円予想

来週にかけてのドル円相場では、新型コロナ問題の見通しに関する続報、ならびに、経済活動停滞下での米経済指標見通しが、ドル円市場の大きな材料となりそうです。

新型コロナ見通しに光も、続報へ市場の反応は

新型コロナウイルスの感染拡大はいぜん世界中で進行しているものの、米国や欧州では、外出規制などの施策によって感染増加ペースが鈍っている状況と見られており、さらには米での経済活動再開観測や新薬開発に関する報道が出てきていることから、市場心理は一定の改善を示しています。こうした状況を支えに、来週は関連続報を受けて円安圧力が強まる (↑) のではないか、との見解が浮上しています。

ただ一方では、新型コロナ感染拡大に具体的な収束のメドがついた状況とは言えず、また日本をはじめとする各国政府ならびに自治体が警戒をゆるめないよう勧告しているとの報道も続いていることから、来週は感染拡大報道などのたびにリスク回避の円高圧力 (↓) が発生する、との見方を示すアナリストも見られます。

こうした、新型コロナ関連報道に対する市場の反応について、前向きな続報を受けてのリスク回避巻き戻し観測による円安予想 (↑) と、感染拡大継続が意識される中で感染拡大報道に反応しての円高予想 (↓) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は、来週にかけて配信の「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご確認下さい。

↓↓↓
「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」詳細はこちら

米・住宅販売件数やPMIが発表、底堅さ示すか

また来週には、新型コロナによる経済活動停滞の影響を織り込んだ米経済指標が多数発表されます。なかでも、米景気の状況を色濃く反映するとされる米・住宅販売件数やPMIなどは大幅悪化が濃厚との見方が出ており、これらの発表とともに大きな円高圧力 (↓) が発生するのではないか、との警戒感が高まっています。

ただ一方では、今週発表された米経済指標がすでに大幅悪化となっていることで、来週の指標に関しても一定の悪化は避けられないとの見通しが立っているため、かりに各指標の発表結果が悪化であっても、市場が懸念するほどの下振れ幅でなかった場合は、過度な懸念の巻き戻しとなって円安に戻す (↑) 可能性も指摘されています。

こうした、来週の米・住宅販売件数やPMIといった重要経済指標について、経済活動停滞の影響での大幅悪化観測による円高予想 (↓) と、悪化が一定の幅にとどまり市場の過度な警戒感が巻き戻されての円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご確認いただけます。

↓↓↓
「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」詳細はこちら

なお、この他に来週にかけて発表される米指標は、次のようなものも注目されています。

21日(火) 米・3月中古住宅販売件数
22日(水) 米・2月住宅価格指数
23日(木) 米・新規失業保険件数、4月PMI、3月新築住宅件数
24日(金) 米・3月耐久財受注、4月ミシガン大学指数

こうした経済指標が何日何時ころに材料視され、それぞれが円安・円高のどちらへ影響する見込みか、発表予定日時とFXアナリストらの事前予想を集計し、最も主流となるドル円アナリスト予想を解説するレポートが、こちらからご購読いただけます。

↓↓↓

 

おすすめ記事

米国10年国債利回り・ドル円相関チャート

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください