【4日ドル円予想】巨額の米企業買収が相次ぎ大規模ドル需要観測 ドル高地合いか

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【4日ドル円予想】巨額の米企業買収が相次ぎ大規模ドル需要観測 ドル高地合いか

前取引日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日4日のドル円相場予想を行います。

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今日までの市況 ダイジェスト

前取引日3日のドル円相場は、米国の追加経済対策実施の期待感を支え (↑) に上昇、その後米でのTikTokサービス停止に関するトランプ発言が重し (↓) となり上値縮小したものの、安値105.58円から高値106.47円のレンジで強含みに推移しました。


(USD/JPY ~8月4日、15分足)

追加経済対策の期待感からドル高が進み一時106円台を回復

前取引日3日、105.75円でオープンとなったドル円は、日中東京時間にはひとまず軟調展開が続き安値105.58円をつけたものの、続くNY時間に入ると、米国で検討されている追加経済対策への期待感が台頭して株高ドル高が進み反発 (↑) 、高値106.47円まで上昇しました。

しかしその後、トランプ米大統領から、人気動画アプリ「TikTok」の米国事業を米マイクロソフトに売却するか、それとも米国から撤退するか、提供会社の中国企業に二者択一を迫ったことが報じられると、米中対立激化懸念が広がりリスク回避の流れが台頭 (↓) 、ドル円レートは上値を縮小し、106円割れの105.96円まで下げてクローズとなりました。

こうしたなか、前取引日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、米の追加経済対策検討への期待感によるリスクオン観測 (↑) での円安予想、またその後の、動画アプリTikTokの米国事業をめぐる米中対立激化懸念 (↓) での円高予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。

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今日のドル円予想と主要材料

本日4日のドル円レートは、前日夕刻と比べ10銭ほど円安の106.00円付近で推移しています。

今日のドル円相場については、米国企業の巨額買収の為替市場に対する影響、および今夜の米・6月製造業新規受注の結果見通しが、アナリストらから材料視されています。

相次ぐ巨額の米企業買収による大規模ドル買い観測

今日にかけて、日本のセブン&アイHDによる米スピードウェイ社の買収(210億ドル)、ドイツのシーメンスグループによる米バリアンメディカルシステムズ社の買収(164億ドル)と、巨額での米国企業買収が立て続けに報じられています。これにより、買収のための大規模なドル需要が発生すると見込まれており、本日NY時間にかけ大規模なドル買いによる円安地合いが続く (↑) 、との見方が浮上しています。

ただ一方では、この米企業買収のためのドル資金確保はすでに完了していて、ドルの上昇圧力は昨日までのレート上昇局面で消化済みである、との見方も出ており、今後はドル買い一巡で下落に転じる (↓) 可能性が強い、との見解も見られています。

こうした、巨額の米企業買収にともなうドル資金確保の動きに関して、ドル需要による今後の大規模ドル買い観測による円安予想 (↑) と、昨日までのドル上昇局面でドル需要は消化済みであるとの見方による上げ一巡での円高予想 (↓) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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今夜の米指標、6月製造業新規受注の上振れ期待強まる

今夜は米国で、ドル円レートに影響力のある経済指標の米・製造業新規受注が、日本時間23:00に発表となります。なお昨日3日に発表された米・ISM製造業景況指数などの指標が市場予想を上回る数字となっていたことから、この流れを引き継ぎ、今夜の米・6月製造業新規受注も上振れとなってリスクオンの円安が進む (↑) 、との見方が出ています。

ただ一方では、先月7月に発表された米企業関連の経済指標はさえない数字が相次いでいたことから、昨日発表の指標が上振れであっても、その流れが本日の米・製造業新規受注には引き継がれず、今夜は市場予想下振れとなってリスク回避の円高が進む (↓) のではないか、との見解も浮上しています。

今夜23:00に発表の米・製造業新規受注に関し、昨日発表のISM製造業景況指数などの流れを引き継いでの上振れ観測による円安予想 (↑) と、さえない数字が続いた先月7月の企業関連指標の流れに回帰しての市場予想下振れ観測による円高予想 (↓) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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なお、この他にも、今後数日で重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。

4日(火)
8:30 日・7月CPI
8:50 日・7月マネタリーベース
18:00 欧・6月卸売物価指数(PPI)
23:00 米・6月製造業新規受注

5日(水)
10:45 中・7月購買担当者景気指数(PMI)
16:55 独・7月購買担当者景気指数(PMI)
20:00 米・MBA住宅ローン申請指数
21:15 米・7月ADP雇用統計
21:30 米・6月貿易収支
23:00 米・7月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)
など

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

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