【21日ドル円予想】原油価格が急反発、リスクオン地合い続くか

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【21日ドル円予想】原油価格が急反発、リスクオン地合い続くか

前取引日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日21日のドル円相場予想を行います。

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今日までの市況 ダイジェスト

前取引日20日のドル円相場は、5・10日(ゴトービ)による国内事業会社からの円売り注文増加を支え (↑) に上昇したものの、その後は米中対立の激化による地政学リスクへの警戒感 (↓) で円高が進み、高値107.99から安値107.34の下落トレンドで推移しました。


(USD/JPY ~5月21 日、15分足)

108円台目前で反落、米中対立 などで円高加速

前取引日20日、107.83で東京時間オープンとなったドル円は、5・10日(ゴトービ)による国内事業会社からの円売り注文増加 (↑) が支えとなり、高値107.99を付けました。

しかし108円台には戻らずその後は円安一服で反落。さらにNY時間に入ると中国企業の米ナスダックでの上場制限が報じられるなど、米中対立の激化による地政学リスクへ警戒感が強まり (↓) 、円が一段高となって安値107.34に到達、その後は戻しを入れた107.57で取引を終えました。

こうしたなか、前取引日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、5・10日(ゴトービ)による国内事業会社からの円売り注文の増加 (↑) での円安 予想、またその後の、米中対立の激化による地政学リスクへの懸念 (↓) による円高 予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。

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今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場については、急反発した原油価格の見通し、および今夜の米・新規失業保険申請件数などへの底堅さ期待が、アナリストらから材料視されています。

原油価格が急回復、リスクオン続くか

3月から4月にかけ急落していた原油価格が、今週に入り急騰しています。この原油価格の急回復を受けて、株式市場の上昇などリスクオンの地合いが醸成されつつあることから、今夜にかけては原油高観測を支えとしてリスクオンの円安が強まる (↑) 可能性がある、との見方が浮上しています。

ただ一方では、急ピッチの回復となった現在の原油価格上昇は行き過ぎであるとして、原油価格が調整に入り急落に転じ、今夜にかけリスクオン地合いが巻き戻されリスク回避の円高となる (↓) のではないか、との 見解も見られています。

こうした、原油価格推移に対する市場の反応について、原油価格の急回復によるリスクオン継続 (↑) との見方による円安予想と、行き過ぎた原油高の反動による価格急落への警戒感 (↓) による円高予想で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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今夜の米・新規失業保険申請件数などへ底堅さ期待

今夜21:30以降、米・新規失業保険申請件数や米・5月製造業購買担当者景気指数(PMI)などの経済指標が順次発表予定となっています。ただ今月5月の米経済指標は大幅悪化となったものが多く、この流れを引き継いで、今夜のこれら指標も大幅悪化が続き、発表後にリスク回避の円高が進む (↓) 可能性 がある、との見方が出ています。

ただし一方では、米ではすでに外出制限緩和が進んでいる地域も多く、経済活動正常化へ向けた動きが示されていることから、こうした動きが織り込まれて今夜の各指標が底堅い結果となり、発表後にリスクオンとなって円安が進む (↑) のではないか 、との見解も浮上しています。

今夜21:30から順次発表となる米・新規失業保険申請件数や5月製造業購買担当者景気指数(PMI)などに関し、下振れして米経済の厳しさが再認識されリスク回避が進むことでの円高予想 (↓) と、経済活動正常化への動きが織り込まれ底堅い結果となってのリスクオンによる円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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なお、この他にも、今後数日で重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。

21日(木) 米・新規失業保険申請件数、5月製造業購買担当者景気指数(PMI)

26(火) 米・4月新築住宅販売件数、
27日(水) 米・MBA住宅ローン申請指数
28日(木) 米・GDP、耐久財受注、失業保険件数
29日(金) 日・失業率、米・個人所得、PCEデフレーター

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

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