【来週のドル円予想】米コロナ「第二波リスク」も、ワクチン期待と米指標改善で底堅さか(22日~26日)

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【来週のドル円予想】米コロナ「第二波リスク」も、ワクチン期待と米指標改善で底堅さか(22日~26日)

今週のドル円市況を回顧しつつ、来週22日~26日のドル円相場予想を行います。

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今週の主な材料

今週のドル円相場は、米株高によるリスクオン (↑) が支えとなりつつも、週後半にかけ新型コロナ感染拡大「第二波」への懸念 (↓) が広がり、高値107.64から安値106.67のレンジで反落しました。


(ドル円為替レート、~19日、1時間足)

米景気見通しが大きく悪化、3円幅の大幅円高に

今週頭15日、107.30でオープンしたドル円は、前週末12日の米株が大幅反発となったことを支えとしたリスクオンの流れ (↑) で買いが先行、その後も米株高が続いたことを支えに、週中盤まで高値圏での推移が続きました。

しかし週後半にかけては、米国や中国で新型コロナ新規感染者数が増加し、感染拡大「第二波」への懸念が台頭、米及び各国の景気見通しに不透明感が強まった (↓) ことでレートは急落、安値106.67をつけたのち週の取引を終えました。

こうしたなか、今週配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、米株高観測によるリスクオン (↑) での円安予想と、その後の新型コロナ感染拡大「第二波」懸念台頭 (↓) による円高予想が掲載されており、これらが的中しています。

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来週にかけてのドル円予想

来週にかけてのドル円相場では、新型コロナ「第二波リスク」への警戒感、ならびに、米・新築住宅件数やGDPなど、米主要経済指標の見通しが、ドル円市場の大きな材料となりそうです。

米で「コロナ第二波リスク」も、新薬報道に期待感浮上

今週にかけては、米テキサス州やカリフォルニア州で新規感染者数が過去最多を記録する日が出るなど、米国における新型コロナ感染拡大の「第二波リスク」が強い警戒を呼んでいます。この流れが続くと見られることから、来週は米でのコロナ関連続報を重荷に円高展開となる (↓) との見方が出ています。

ただ一方では、各国の医薬企業の一部から、ワクチン開発が順調に進んでいるとの発言が出てきており、また米を含む各国が感染「第一波」を経験済みで知見の蓄積も期待できることから、来週にかけての関連続報で「第二波」への警戒感が和らぎ、リスク回避後退で円安へ戻す (↑) との見方も浮上してきています。

こうした、米国でのコロナ「第二波」リスクに関し、一部の州で際立っている新規感染者の増加が懸念を呼んでの円高予想 (↓) と、ワクチン開発や感染抑制への見通しが警戒感の和らぎにつながっての円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は、来週にかけ配信の「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご確認下さい。

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米で住宅指標やGDPなど発表へ 経済対策反映し底打ちなるか

来週には、米・5月新築住宅販売件数、米・第1四半期GDP、5月個人消費支出など、ドル円レートへの大きな影響が予想される米主要経済指標が発表となりますが、今週の米指標は下振れが目立っていたことから、この流れを引き継いで来週も下振れが続き、各指標の発表後に円高へ振れる (↓) のではないか、との予想が出てきています。

ただ一方では、来週発表の指標では、米政権やFRBが行った経済対策の効果が反映されてくる可能性も高く、底堅さを示す指標が増えてくるのではないか、との見方もあります。このため来週は、これら米経済指標の発表結果を確認後、円安に振れる (↑) 展開となるのではないか、との見方も浮上しています。

来週の米指標発表に関し、引き続き下振れが目立つとの見方による円高予想 (↓) と、米経済対策の効果が反映されての底打ち観測による円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご確認いただけます。

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なお、この他に来週にかけて発表される米指標は、次のようなものも注目されています。

22日(月)米・5月中古住宅販売件数
23日(火)米・6月製造業購買担当者景気指数、5月新築住宅販売件数
24日(水)米・4月住宅価格指数
25日(木)米・1~3月四半期実質国内総生産(GDP、確定値)、新規失業保険申請件数
26日(金)米・5月個人所得、5月個人消費支出

こうした経済指標が何日何時ころに材料視され、それぞれが円安・円高のどちらへ影響する見込みか、発表予定日時とFXアナリストらの事前予想を集計し、最も主流となるドル円アナリスト予想を解説するレポートが、こちらからご購読いただけます。

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