【7日ドル円予想】中国対策織り込む米大統領令が発令か 内容見通しに高い注目

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【7日ドル円予想】中国対策織り込む米大統領令が発令か 内容見通しに高い注目

前取引日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日7日のドル円相場予想を行います。

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今日までの市況 ダイジェスト

前取引日6日のドル円相場は、米国の時間外取引における株価指数の上昇及び国内株式市場の上昇 (↑) が支えとなったものの、新型コロナウイルスへの警戒感を背景にドル売りの流れ (↓) が台頭し、高値107.77円から安値107.25円の下落トレンドで推移しました。


(USD/JPY ~7月7日、15分足)

高値は108円に届かず、NY時間後半まで下落が継続

前取引日6日、107.45円でオープンとなったドル円は、国内株式市場の上昇に加え米国の時間外取引での株価指数上昇を受けリスクオン展開 (↑) となり、国内株式市場オープン後に高値107.77円に到達しました。

しかしその後はジリ安が続く中で、NY時間に入ると新型コロナウイルス感染拡大への懸念からドル売り (↓) が強まり円高が急進、安値107.25円まで下落。最終的に若干戻した107.39円でクローズとなりました。

こうしたなか、前取引日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、米株高継続によるリスクオン (↑) での円安予想、またその後の、新型コロナウイルス感染第二波への懸念 (↓) での円高予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。

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今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場については、トランプ米大統領による大統領令の内容見通し、および台頭しつつある中国景気回復への期待感が、アナリストらから材料視されています。

トランプ米大統領令に親中姿勢打ち出しの可能性

香港国家安全法の施行を機に米中関係は悪化する中で、トランプ大統領は中国への対応を行う大統領令を準備中、と報じられています。このため、今夜NY時間にかけて中国への強硬姿勢を示す大統領令の内容が報じられるなどして、米中関係悪化に対する懸念が高まりリスク回避が進み円高に振れる (↓)、との見方が出ています。

ただ一方で、トランプ米大統領は、先日議会が可決した対中制裁色の強い「香港自治法案」には署名しておらず、米大統領選へ向けた経済重視の姿勢を明確にしています。このため、準備中の大統領令の内容が中国へ配慮したものである可能性もあり、今夜NY時間にかけての続報で米中対立懸念が緩和され、リスクオンの円安となる (↑) 、とする見解も浮上しています。

こうした米中関係の見通しにつき、米大統領令が対中強硬姿勢を示す内容と報じられての円高予想 (↓) と、米大統領線を視野に中国へ配慮した内容となることでの円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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中国景気回復へ期待感台頭、リスクオン続くか

今日にかけての金融市場では、米国に続き中国での景気回復期待も高まっており、昨日には上海および香港株式市場が大幅上昇となりました。この流れが本日も続くことにより、今夜にかけて中国株の底堅さの認識とともに中国景気回復期待に拍車がかかり、リスクオンの円安が強まる (↑) のではないか、との見方が出ています。

ただし一方では、中国による香港国家安全法によって米中の対立姿勢は緊迫感を増していることから、中国経済の見通しに不透明感が強まりつつある、との見方も出ています。このため、今夜NY時間にかけて中国国内の経済見通し悪化に関する報道が出て、中国株高によるリスクオンの動きが打ち消され、期待感の巻き戻しでのリスクオフ円高が強まる (↓) のではないか、という見解も浮上しています。

中国景気の見通しに関し、中国株高による心理好転が続いての円安予想 (↑) と、中国国内の経済見通し悪化に関する続報を受けての円高予想 (↓) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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なお、この他にも、今後数日で重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。

8日(水) 米・MBA住宅ローン申請指数、5月消費者信用残高
9日(木) 米・新規失業保険申請件数、5月卸売在庫・売上高
10日(金) 米・6月卸売物価指数(PPI)

13日(月) 米・6月月次財政収支
14日(火) 米・6月CPI、CPIコア
15日(水) 米・MBA住宅ローン指数、6月輸入物価指数、7月NY連銀指数、6月鉱工業生産

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

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