今日7日（水）のドル円レンジ予想平均値
105.81 – 107.08（7社平均）
今日までのドル円：円高一服でも警戒感は強い
昨日のドル円レートは、米中摩擦の緊迫化を背景に、突発的な報道に振らされる激しい動きの相場となりました。
まず昨日東京市場早朝、米が中国を為替操作国に指定したことが報じられると、ドル円は今年1月3日フラシュクラッシュ時の安値にせまる105円半ばまで円高が急伸しました。
しかしその後、中国人民元が対ドルで7元を下回り元安一服となると、市場では通貨安を理由とした米中対立激化への警戒感が後退し、レートは106円代前半まで戻しました。
さらにその後は日経平均が下げ幅を縮小、過度なリスクオフの動きの反動で107円まで円安が進み、しかし欧州市場では再び106円前半まで押し戻されています。
この極めて荒々しい相場で投資家の警戒感は引き続き強いものとなっており、やや円安に振れている現在であってもなお、リスクオフ払拭の兆しは見られていません。
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今日の見通し：リスクやや明確化も予想レンジやや広い
さて、今日のアナリスト予想を集計してみると、多種多様な重し（円高圧力）が言及されていた昨日とはやや異なり、支え（円安圧力）・重しとも特定の材料が注目を集めており、昨日よりは混乱した状況から脱している印象を受けます。
今日、予想をサンプリングしたFXアナリストは7名です。アナリストらの注目はまず米中対立の状況と見通しに注がれており、継続する警戒感と、また一方では、新たに浮上してきた前向きな報道をもとに、ある程度の傾向を持ってアナリストらが今日のドル円予想を行っていることがわかります。
ただ、上値余地・下値余地とも、昨日と同程度の広いレンジを予想するアナリストもおり、やはりボラティリティの高さへの警戒感が大きいことは否めない状況です。
7名のアナリスト予想を独自集計した結果に寄る、本日のドル円FXの重要材料と予想は、次のようになっています。…
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