昨夜のNY市場も大荒れ相場となった。NYダウは一時589ドルもの下落も一転下げ幅を縮めて小幅落で引け、S&P500は反発。1.60台まで下げていた米長期金利(10年もの)も1.71%まで持ち直している。
強い下押し圧力にあえいだ相場が急速に戻した原因はいまのところはっきりしていないものの、市場では9月米利下げ確率の高まりが支えとなって下値を拾う動きが出たとの見解も見られる。
昨日米時間、トランプ米大統領は、FRB(米中銀)がより大幅かつ早いペースで利下げを行う必要がある、とツイッターで発言。こうした相次ぐ利下げ圧力に加え、米中対立の緊迫化によって「利下げせざるを得ない」状況が形成されつつあることも、市場の利下げ観測の強まりに大きく寄与している。
一方で、このたびの市場の混乱の直接的な原因となっている米中貿易摩擦問題について、確たる進展は見られていない。
きのう7日、
東京時間前半は 106.20円近辺、円安含み。
東京時間夜半は 105.60円近辺、円高。
NY時間後半まで 106.10円近辺、下げ渋り。
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