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【12月20日ドル円予想と根拠】米株が史上最高値を更新、ドル買い支援か
昨日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日20日のドル円相場予想を行います。
今日までの市況 ダイジェスト
昨日19日のドル円相場は、新規材料を欠き上値の重さ (↓) が続いたのち、米12月フィラデルフィア指数が予想を大幅下振れ (↓) となったことでドル売りが加速し、高値109.70から安値109.18まで円高に振れました。
(USD/JPY ~12月20日、15分足)
材料難のなか米指標下振れ円高
昨日19日、109.56で東京時間オープンとなったドル円は、日中から夕刻のロンドン時間にかけ、新規材料を欠いた状況でじり安推移 (↓) が継続しました。
NY時間になると、22:30に発表された米12月フィラデルフィア連銀製造業景気指数が大幅下振れ (↓) となり、米景気改善期待の後退からドル売りが加速して、安値109.18をつけました。
こうしたなか、昨日の「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、新規材料難 (↓) と米フィラデルフィア指数への堅調期待後退 (↓) による円高予想が掲載されており、これらが的中しています。
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今日のドル円予想と主要材料
さて、今日のドル円相場では、米株価動向による市場心理への影響、また今夜発表となる米11月PCEコア指標の結果見通しに、アナリストらの注目が集まっています。
米株高がドル買い支援か
米中第一段階合意を経て、今週の米株は堅調な推移が続いており、昨夜も史上最高値を更新しています。一方で出遅れている状況のドル円も、この米株高にけん引される (↑) かたちで、今後ドル買いが強まってくるのではないか、とのアナリスト予想が出ている状況です。
ただ、このところの米株とドル円は、地合いが必ずしも一致しないケースも見られており、一部のアナリストからは、米株高となってもなおドル円は買い抑制 (↓) で軟調となる可能性が言及されています。
米株が堅調展開となっていることで、ドル円が円安・円高のどちらに振れるか、アナリストらの予想を集計した結果は、本日配信の「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご確認下さい。
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米PCEコアが今夜発表、堅調続くか
また市場では、米11月PCEコア指標の結果見通しにも注目が集まっています。
昨夜発表された米12月フィラデルフィア指数など米経済指標は予想を大幅に下振れ、これを重荷にドル円も大きく円高に振れています。このため、一部のアナリストからは、昨夜の流れを引き継ぎ、今日の米PCEコアにも下振れ懸念が浮上 (↓) との見解が挙がっています。
ただ一方では、それ以前に発表された米指標は予想上振れが続いていたため、市場では今なお米景気改善期待が続いており、今日の米PCEコアも上振れ (↑) となれば、景気懸念後退で円安復調となる可能性があります。
今夜の米11月PCEコア指標に関し、アナリストらの支持が多いのは円安・円高のどちらの予想か、集計結果は本日配信の「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてお読みいただけます。
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なお他にも、今日の米GDP、来週の米新築住宅販売や耐久財受注、米失業保険申請件数など、今後数日で重要な米経済指標が多数発表予定となっており、これらの発表と同時にレートが大きく振れる可能性があります。
20日(金) 米・GDP、米・個人消費支出、米・ミシガン大指数
23日(月) 米・新築住宅販売件数
24日(火) 米・耐久財受注、日銀会合要旨公表
25日(木) 米・MBA住宅ローン申請指数、米失業保険申請件数
27日(金) 日・11月失業率、日・鉱工業生産
これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが【円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信される「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご確認下さい。
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