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【19日ドル円予想】今夜パウエルが議会証言 追加緩和観測で円安進行か
前取引日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日19日のドル円相場予想を行います。
このページの目次
今日までの市況 ダイジェスト
前取引日18日のドル円相場は、米中対立による地政学リスクの再浮上 (↓) が重しとなったものの、原油価格の上昇 (↑) を支えに反発し、安値107.07から高値107.50のレンジで上昇しました。
(USD/JPY ~5月19 日、15分足)
原油価格の急騰 で円安進む
前取引日18日、107.22で東京時間オープンとなったドル円は、この日にかけて報じられた、米によるファーウェイなど中国企業との取引制限措置が米中間での地政学的リスクの高まりにつながるとの懸念 (↓) を重しにリスクオフの円高圧力にさらされ、安値107.07まで下落しました。
しかしその後は円高一服となり反発、さらにNY時間に入ると、東京時間から続いていた原油価格上昇が次第に意識されリスクオンの動きが発生 (↑) し、円安に拍車がかかって高値107.50に到達、その後は戻しを入れた107.33で取引を終えました。
こうしたなか、前取引日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、米中対立による地政学リスク再浮上 (↓) での円高 予想、またその後の、原油価格の持ち直し観測 (↑) による円安 予想、が掲載されており、これらが的中する結果となっています。
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今日のドル円予想と主要材料
今日のドル円相場については、FRBパウエル議長の議会証言での追加緩和への言及観測、および今夜発表の米・4月住宅着工件数など住宅関連指標の底打ち期待が、アナリストらから材料視されています。
FRBパウエル議長の議会証言、追加緩和への言及に期待感
今夜23時からFRBパウエル議長による議会証言が行われます。FRBは新型コロナウイルス感染拡大による経済的影響を最小限に抑えるためあらゆる金融措置を取るとしており、追加緩和に前向きな姿勢が示されることで金融市場はリスクオンが加速して (↑) 円安が進む可能性がある 、との見解が出ています。
ただし一方では、今夜のパウエル議会証言で追加緩和への慎重姿勢が示されたり、あるいは米経済見通しの不透明感を示すような発言が出る可能性がある、とするアナリストも見られており、パウエル議会証言後にリスク回避が進んでレートが円高に触れる可能性 (↓) がある、との見方も浮上しています。
今夜のFRBパウエル議長の議会証言に関して、追加緩和に前向きな姿勢が示されリスクオンが進む (↑) ことでの円安予想と、追加緩和への慎重姿勢や米経済見通しの不透明感が示されリスク回避が進む (↓) ことでの円高予想で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。
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今夜の米・4月住宅着工件数など住宅関連指標へ底堅さ期待
今夜21:30には、米・4月住宅着工件数などの発表が予定されています。なお昨日発表された住宅関連指標の米・5月NAHB住宅価格指数は市場予想を上回る良好な結果であり、この流れを引き継いで、今夜の米・4月住宅着工件数なども底堅い結果となり、発表時刻後に過度なリスク回避が巻き戻されて円安に戻す (↑) 可能性がある 、との見方が出ています。
ただし一方では、この5月に発表された米経済指標では大幅悪化となったものも多かったことから、とくに米経済との深い関連が見られる米・4月住宅着工件数が大幅に下振れする可能性はいぜん高いとして、発表後にリスク回避の円高が強まる (↓)のではないか 、との見解も浮上しています。
今夜21:30に発表される米・4月住宅着工件数などの米経済指標に関し、底堅い結果となり過度なリスク回避が巻き戻されることでの円安予想 (↑) と大幅な下振れで住宅市場の停滞が再認識されリスク回避が進展することでの円高予想 (↓) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。
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なお、この他にも、今後数日で重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。
19日(火)米・4月住宅着工件数
20日(水)米・MBA住宅ローン申請件数、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録要旨
21日(木)米・新規失業保険申請件数、5月製造業購買担当者景気指数
これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。
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