トランプ大統領が、令和になってから初の国賓として、5月25日から28日まで訪日し、安倍首相と日米首脳会談を行います。
日米首脳会談の日程とトランプ大統領の訪日スケジュールを解説します。
※日米首脳会談の内容まとめを追記しました。(5/27 15:00)
日米首脳会談の内容まとめ
日米首脳会談は、午前11時頃から始まり、通訳のみを同席した2人の会談のあと、同席者が少数の少人数の会合、ワーキングランチを行いました。
ワーキングランチは、予定より1時間ほど遅くなり、午後1時から開始されました。
日米首脳会談の冒頭の発言では、安倍首相が、日米関係が強固なことをアピールしたのに対して、トランプ大統領は、日米貿易交渉について「8月にはすばらしい内容を発表できる」と発言して、日米貿易交渉の結論を参議院選後に発表することになると話しました。
イラン情勢に関しても、安倍首相が訪問する予定であることから、トランプ大統領は、「日本がイランと良い関係を結んでいることは知っている。どうなるのか見極めたい」と日本の仲介に期待を持っていることを伺わせました。
日米首脳会談後は、北兆円の拉致被害者家族とトランプ大統領が面会することになっています。
日米首脳会談日程-安倍首相とトランプ大統領
今回の日米首脳会談の日程は、
場所:東京の迎賓館
となっており、27日の朝から皇居で天皇陛下と皇后陛下の両陛下と会見を行ってから、迎賓館に移動して、日米首脳会談を行います。
今回の日米首脳会談では、共同声明は見送りになる公算です。
会談内容は、北朝鮮問題と貿易交渉に関することが主な議題と思われ、両国の見解に隔たりがあることから、共同声明を出すところまでは行かないという見方です。
北朝鮮問題に関しては、米国は北朝鮮の非核化が最重要課題で日本は拉致問題解決が重要となっております。
貿易交渉は、米国の貿易赤字縮小のために両国の駆け引きがあると思われます。
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トランプ大統領の訪日スケジュール
トランプ大統領は、天皇陛下の即位をお祝いで来日するため、令和に改元してはじめての国賓として訪れます。
メラニア夫人とともに来日して、安倍首相夫妻と非公式の夕食会を行います。
3泊4日の滞在となっており、盛りだくさんの内容となっております。
・トランプ大統領の訪日スケジュール表
25日に到着して、次の日の26日は、接待日となっており、ゴルフ、相撲、炉端焼きというコースになっております。
27日に公式行事が集中しており、宮中での天皇両陛下への挨拶から、日米首脳会談、宮中晩餐会と目白押しです。
東京は、歓迎と警戒態勢と両方で関係者はピリピリしているようです。
トランプ大統領の訪問予定地はドローンが禁止となり、多数の警察官を配置する予定です。
歓迎ムードは、トランプ大統領が来日中は、東京スカイツリーが、白、赤、青の星条旗カラーでのライトアップとなるようです。
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日米首脳会談(トランプ大統領訪日9の日経平均とドル円為替への影響
日米首脳会談の日経平均とドル円為替への影響ですが、ほぼないと思われます。
共同宣言がない可能性が高いので、日米首脳会談で貿易協議について、何か決まるということがなく、今後、話し合いを加速していくという形で収まるのではないかと思われます。
特に決定事項はないので、株や為替に与える影響は、ないと思われます。
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ありがとうございます、修正いたしました。