ドル円の見通し 悪材料並び上値重いものの、目先はリスク順次消化で円安余地か

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悪材料並び上値重いものの、目先はリスク順次消化で円安余地か

(8/6 17:28更新)

主なドル円材料と方向感

弱気材料が並び強気材料を欠く。
全体としては頭重さ (↓) が意識される状況。

強気材料 (↑)

・米の巨額追加経済対策へ期待感
・前週のドル安の是正で上値余地
・ユーロ高の是正で反動のドル高余地

弱気材料 (↓)

・米中対立の緊迫化
・人気動画アプリ「TikTok」めぐる見通し不安
・米GDPなど指標悪化による米景気見通し悪化
・米の巨額追加経済対策案が協議難航
・米でのコロナ感染拡大第二波に歯止めかからずリスクオフ
・米長期金利低下
・ユーロ強く反動のドル安
・トランプ不規則言動リスク

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概況

今週のドル円相場は、先週終値よりやや安い105円台中盤で推移しています。

概況としては、米中対立や米コロナ拡大、米景気回復停滞など、多くの弱気材料が並ぶなかで、さらに明確な強気材料も欠いており、目先は上値の重さが意識される状況です。

振り返れば、104円台前半まで下抜けた先週の相場付きから一転、今週はショートカバーの勢いに載り一時106円台まで反騰する場面も見られました。とはいえ、頼みの綱のショートカバードル買いも一巡の感があり、もはや買い上がる根拠はいったん出尽くしの状況で、結局レートは先週終値付近まで下押しています。

一方の売り材料のほうは、米中・コロナ禍・米指標悪化による景気不安と、新味には欠けるものの大きなリスクが引き続き意識されています。ただ、相場としては、支持抵抗ラインやテクニカルをよすがに、下値余地をはかるようなトレードも見られています。

なお、先週のドル安要因のひとつであったユーロ高に関しては、今週前半のユーロ高一服とともにドル復調かと思われたものの、今週中盤にかけては再び買い上がっており、ユーロドルは1.1917付近と高値更新、こちらもいぜんドルの重荷となっています。

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今後のドル円予想

目先の材料としては、
・米の巨額追加経済対策合意見通し(~週末)
・米雇用統計見通し(7日米時間発表)
・米中対立のゆくえ
が注目となります。

米の巨額経済対策に関しては、米政権と米議会が、今週末の合意をめざし協議と伝わっており、こちらが一定の心理支えとなっています。これまでは政権と議会の主張が相容れず平行線をたどっているとして、むしろ重荷になっていたものの、双方とも経済対策実施へ向かっているという点では足並みが揃っており、週末にかけての続報で、むしろ自体進展によるリスクオンの円安余地も考えられます。

米雇用統計に関しては、今週なかばに発表された米・7月ADP雇用統計が大幅に市場予想下振れとなったことで懸念を呼んでいますが、一方では、トランプ米大統領が「7日の雇用統計は大きなサプライズとなる」といった発言もしており、米の雇用状況の底堅さ期待は消えていません。こちらも、素直に円安余地を見ることができそうです。

米中対立に関しては、最新の材料となっている人気動画アプリ「TikTok」の米国事業存続をめぐる報道が重しとなっていますが、こちらも大きなリスクにはならないのではないか、との声も聞かれています。これには、次のような点が根拠となっています
・かつて懸念を呼んだ中国IT企業の老舗ファーウェイへの強硬措置による影響と比べると、米が中国アプリTikTokになんらかの制裁を加えたとしても、両国におよぶダメージはずっと小さいと考えられること
・TikTok米国事業の買収を検討しているマイクロソフト社がトランプ政権の要求どおりに買収を成立させられれば、不透明感は一気にしぼむこと
これらの理由から、一部では、TikTok問題は米中リスクを深刻化させる要因にはならず、こちらも事態進展とともにリスクオフの逆回しによる円安余地が生まれる、との見方が出ています。

このように、むこう数日から1週間といったスパンでは、それぞれの悪材料に関し、ひとまずの懸念後退から円安余地が生まれる可能性があります。

ただ、いずれも根本的なリスク解消とはならないために、相場の頭重さは引き継がれそうです。

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支持抵抗ライン

目先のレート見通しにつき、市中のアナリストらは、小幅ながら高値更新が続くとの見方が優勢です。

高値方向に関しては、6日夕刻時点のレートが105円中盤であるなか、この上のターゲットとしては、106.00まではめぼしい抵抗帯もなく、上記の各材料に関する何らかの好材料に反応して、一気に106円台まで突き抜ける可能性があります。

ただしこの上には、106.15近辺や106.40近辺、また心理的節目106.50近辺など、テクニカル的な節目がやや多く集積している抵抗帯がみられます。このため、107円台到達には、もうひとつのドル買い材料が必要となりそうです。

一方の安値方向に関しては、105円台前半にピボットS1やS2などが支持帯として下値を支えそうです。ただ、トランプ不測言動などで急激な相場変動が起きれば、105.00以下の支持帯はやや手薄であり、105円割れとともに104円を目指す展開も考えられます。

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今後の経済イベント

今日28日に予定されている経済イベントは、下記のようなものがあります。

6日(木) 米・新規失業保険申請件数
7日(金) 米・7月雇用統計

11日(火) 米7月卸売物価指数(PPI)、4~6月期実質国内総生産(GDP)
12日(水) 米・7月消費者物価指数(CPI)
13日(木) 米・新規失業保険申請件数、7月輸入物価指数
14日(金) 米・7月小売売上高、7月鉱工業生産

こうした経済イベントのうち、特に重要なものの市場予想と影響見通しは、「投資の森 ドル円FXレポート(有料版)」にてご確認いただけます。

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