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【2月4日ドル円予想と根拠】中国では懸念一服、米アイオワ州集会も波乱なければ円一段安か
昨日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日4日のドル円相場予想を行います。
このページの目次
今日までの市況 ダイジェスト
昨日3日のドル円相場は、春節連休明け中国株の堅調さが支え (↑) となるも、新型コロナウイルスへの警戒感が上値を抑え (↓) 、安値108.32から高値108.80のレンジで方向感なく推移しました。
中国株に底堅さで懸念やや和らぐ
昨日3日、安値付近108.39で東京時間オープンとなったドル円は、中国人民銀行の大規模な資金供給で春節連休明けの中国株式市場が底堅く推移 (↑) したことが下値支えとなり、108.50近辺で横ばいに推移しました。
NY時間になると、米1月ISM製造業景況感が好調な結果となった (↑) ことで高値108.80まで上昇しましたが、新型コロナウイルス感染拡大への懸念継続が重荷 (↓) となりまもなく下落、その後は方向感なくじり高推移ののちクローズとなりました。
こうしたなか、昨日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、春節連休明けの中国株の下値限定 (↑) での円安予想、また新型コロナウイルス懸念継続 (↓) での上値抑え予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。
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今日のドル円予想と主要材料
今日のドル円相場については、中国市場関連の続報見通し、および米国でのアイオワ州党員集会の結果見通しが、アナリストらから材料視されています。
中国市場のポジティブ報道に心理好転なるか
新型コロナウイルス感染拡大による経済的影響への懸念が高まる一方、中国当局は市場心理下支えを目的とした大規模な流動性供給を行っており、また米国による支援が近く提供されるとの続報もあって、市場心理の悪化には歯止めがかかる兆し (↑) が見られます。
ただ、ウイルス感染拡大はまだ具体的な収束への見通しがたっていない状況で、アナリストらのなかには、今夜NY時間にかけての続報により懸念再燃 (↓) となり、中国市場関連のポジティブ報道が織り込まれたのちにはレートが反落する、との見解も見られています。
こうした、中国市場関連の続報に関して、ポジティブ報道に反応しての心理改善 (↑) による円安予想と、報道が織り込まれたのちに円買い再燃 (↓) となっての円高予想で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。
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今夜にかけアイオワ州党員集会に高い注目
本日は、本年末の米大統領選を占うとされるアイオワ州党員集会(民主党)が開催されますが、こちらに関し、市場フレンドリーではないとされるウォーレン候補が支持率2位につけた場合、不透明感の強まりからドル売りが強まる (↓) 可能性があるとされています。
ただウォーレン氏は、2日の世論調査では4人の民主党候補中4位となっており、首位のサンダース議員や、2日調査で2位だったバイデン前副大統領に大きく水を明けられている状況です。そのため、大きな波乱がなければ見通し不透明感は後退 (↑) でレートの下値支えとなる可能性があります。
今夜にかけての米アイオワ州党員集会に関し、ウォーレン議員の支持率増での円高予想 (↓) と、波乱なく通過し懸念後退での円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。
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なお、この他にも、今週は重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。
4日(火) 米・12月製造業新規受注
5日(水) 米・1月ADP雇用統計、1月ISM非製造業景況指数
6日(木) 米・新規失業保険申請件数
7日(金) 米・1月雇用統計
これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが【円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。
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