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【2019年第二週のドル円予想】大きなリスク通過で警戒感は大幅後退か(~1月10日)
昨年末のドル円市況を回顧しつつ、年初以降12月30日~1月10日のドル円相場予想を行います。
昨年末の主な材料
昨年末のドル円相場は、米中交渉進展期待 (↑) が下値支えとなるなか、一方では海外がクリスマス休暇で買いでにくさ↓も続き、109.23 – 109.57のレンジで小動きの推移が続きました。
クリスマス休場明けにはリスクオン鮮明
昨年末頭23日(月)、109.39で東京時間オープンとなったドル円は、米中第一段階合意による交渉進展期待 (↑) で底堅い展開ながら、一方では海外がクリスマス休場で買い出にくい↓ことで上値も限定され、109円台前半をやや弱含みに推移しました。
ただ、祝日明けで市場参加者が戻った週末にはリスクオンのドル買いが優勢 (↑) となり、また国内企業の期末ドル買い (↑) も支えとなって、高値109.57まで上昇しました。
こうしたなか、昨年末配信の「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、海外勢祝日と材料難での上値重さ予想 (↓) や、取引増となる祝日明けのリスクオン円安予想 (↑) が掲載され、これらが的中する結果となりました。
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年初~年始のドル円予想
年初以降のドル円相場では、大きなリスクが解消されて迎える年始第二週にかけ、リスクオンの動きが続く見通しのなか発表予定の米経済指標がドル円市場の大きな材料となりそうです。
リスクオン優勢のまま迎える年始相場
年末は波乱が起こることも多く、市場では根強い警戒感が続いていたものの、昨年末はクリスマス休暇が明けても新規の悪材料は見られず、市場ではリスクオンムードが続いています (↑) 。
米中交渉に関しても、第一段階合意の以降は両国とも前向きなヘッドラインを提供しており、このままなら、少なくとも年始にかけては、年末相場の警戒感が後退してリスクオンが鮮明化 (↑) し、ドル円は上値を伸ばす展開も考えられます。
ただ一方では、トランプ発言リスクや米・イラン対立などに起因したネガティブサプライズに身構えるアナリストも見られています。年明けとなる年初から第2週にかけ、リスクオンでの円安予想と、不測の悪材料警戒での円高予想の、どちらがアナリストから支持を受けているか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご確認いただけます。
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年初から重要経済指標が発表へ
また年初にかけては、米にて米・シカゴ購買部協会景気指数(30日)、米・PMI(6日)、米・貿易収支(7日)など、重要な経済指標も発表予定となっておりこれらの結果も材料視される見通しです。
なお、1月6日以降発表の米指標につき、アナリストらの間で円安・円高のどちらの予想が多いかを集計した結果は、当日配信される「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご確認いただけます。
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なお、この他に昨年末から年初にかけて発表される米指標は、次のようなものも注目されています。
6日(月) 米・PMI改定値
7日(火) 米・貿易収支、米・ISM非製造業指数
8日(水) 米・ADP雇用統計
9日(木) 米・前週分失業保険件数
10日(金) 米・雇用統計
こうした経済指標が何日何時ころに材料視され、それぞれが円安・円高のどちらへ影響する見込みか、発表予定日時とFXアナリストらの事前予想を集計し、最も主流となるドル円アナリスト予想を解説するレポートが、こちらからご購読いただけます。
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