※今日の「ドル円予想レポート」最新記事はこちらをご覧ください。
【2月14日ドル円予想と根拠】発表値急増も「感染拡大の鈍化見通しは変わらず」と懸念後退の声
昨日13日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日14日のドル円相場予想を行います。
このページの目次
今日までの市況 ダイジェスト
昨日13日からのドル円相場は、新型ウイルス感染数急増 (↓) が重荷となったうえ米経済指標も冴えない結果 (↓) となり、高値110.09から安園109.62のレンジを軟調に推移しました。
(USD/JPY ~2月14日、15分足)
肺炎感染者急増、米指標もさえず下落
昨日13日、109.87で東京時間オープンとなったドル円は、新型コロナウイルスの感染者数が前日から急増 (↓) との報道へ反応し下落、ロンドン時間には安値109.62をつけました。
NY時間には下げ渋り109.80周辺まで回復したものの、発表された米1月CPIや米新規失業保険申請件数が想定内の結果となって冴えず (↓) 、レートは頭重さを保ったまま同レンジでクローズとなりました。
こうしたなか、昨日13日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、新型ウイルス感染拡大懸念の再燃 (↓) 、および、米経済指標への期待後退 (↓) による円高予想が掲載され、これらが的中する結果となっています。
↓↓↓
「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」詳細はこちら
今日のドル円予想と主要材料
今日のドル円相場については、続報を受けての新型ウイルス感染拡大の見通し、および今夜の米小売売上高など経済指標の見通しが、アナリストらから材料視されています。
基準変更で肺炎感染数増も過度な懸念は後退か
昨日の東京時間朝方、中国湖北省が新型コロナウイルスによる肺炎感染者数の認定基準見直しを発表、感染者数が一気に増加したことで、市場では感染拡大懸念が再燃し、レートが109円台後半へと押し戻されています。
今日もウイルス懸念継続での円高予想 (↓) が出ているものの、一方では、「感染者数増加は認定基準が変更されたためで、感染の鈍化傾向は変わらないのではないか」との見方から、過度な懸念が後退 (↑) し円安へ戻す、とのアナリスト予想も出てきています。
新型ウイルスの感染拡大見通しに関し、感染者発表値急増による心理悪化での円高予想 (↓) と感染拡大傾向の鈍化見通し台頭による円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。
↓↓↓
「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」詳細はこちら
今夜22時半以降、米小売売上など重要指標発表へ
今夜22:30以降には、米小売売上高、米鉱工業生産、米ミシガン大指数など、ドル円レートに大きな影響力を持つ経済指標が立て続けに発表されます。現時点の市場予想ではいずれも冴えない結果と見られており、発表後にレートが下押す可能性 (↓) が指摘されています。
ただ一方では、先日の米雇用統計が好結果であったほか、昨日発表された米CPIなども想定内とはいえ底堅さを示していたことで、この流れを引き継ぎ、今日の米指標が予想上振れとなる可能性 (↑) も考えられます。
本日22時半以降、立て続けに発表される米小売売上など米経済指標につき、軟調見通しでの円高予想 (↓) と、直近の米指標の堅調さを引き継いでの上振れによる円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。
↓↓↓
「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」詳細はこちら
なお、この他にも、今週から来週にかけては重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。
14日(金) 米・小売売上高、鉱工業生産、ミシガン大指数
17日(月) 日・GDP
18日(火) 米・NY連銀製造業指数、NAHB住宅指数
19日(水) 米・FOMC議事要旨、PPI、住宅着工件数
20日(木) 米・フィラデルフィア連銀製造業指数、景気先行指数
21日(金) 米・PMI速報値、中古住宅販売件数
これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが【円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。
おすすめ記事