【4月30日ドル円予想と根拠】コロナ新薬報道などで株高、警戒感和らぎか

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【4月30日ドル円予想と根拠】コロナ新薬報道などで株高、警戒感和らぎか

前取引日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日日のドル円相場予想を行います。

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今日までの市況 ダイジェスト

28日から29日にかけてのドル円相場は、株式市場の上昇によるリスク回避後退が支え (↑) に高値をつけたのち、原油価格が再下落したことで投資家心理が悪化 (↓) 、高値107.33から安値106.36の下落トレンドで推移しました。


(USD/JPY ~4月30日、15分足)

原油安を重荷に106円台まで円高進行

28日、107.23で東京時間オープンとなったドル円は、米経済活動再開期待などを支えとした米株高 (↑) で投資家心理が好転、国内株式市場オープン後に高値107.33に到達しました。

ロンドン時間になると、27日から続く原油価格の下落に連動する形でドル円は急落 (↓) 。節目価格でありこれまでサポート&レジスタンスとして機能した107円を明確に割れたことで、一気に安値106.56まで下落しました。その後NY時間になると下げ一巡で戻したものの続かず反落、昨日29日にも安値圏での推移が続いたのち106円台後半でクローズとなりました。

こうしたなか、前取引日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、株価上昇による投資家心理の改善 (↑) を支えとした円安予想、またその後の、原油価格再下落によるリスク回避進行 (↓) での円高予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。

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今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場については、上昇の続く株式市場の今後の身通し、および今夜の米個人消費支出など重要経済指標の見通しが、アナリストらから材料視されています。

コロナ新薬報道などで株高継続、市場心理好転か

今日にかけて米市場では、米ギリアド社によるコロナ治療薬「レムデシビル」の開発進展が報じられており、こちらによる経済活動再開への期待感を支えに米株高が継続、また30日の東京市場でも日経平均が20,000円を回復するなど、この数日の株式市場は堅調な展開が続いています。こうした経済活動再開への期待感がも継続する、との見方から、今夜にかけて株価が堅調な展開を維持し、心理好転でドル円も円安方向へ戻す (↑) のではないか、との見方が浮上しています。

ただ一方では、新型コロナ感染拡大の継続や原油安の継続など、主要な円高材料は払拭されていないことから、今夜にかけてこれらに関する続報が出ることにより、株高での市場心理改善が帳消しにされてリスク回避に拍車がかかり、結局は今夜にかけてドル円が下落する (↓) 可能性が強い、とのアナリスト見解も見られています。の見方も浮上しています。

日米で株高が続く状況を受けて、これにより市場心理が改善しリスク回避の解消が進む (↑) ことでの円安予想と、コロナ問題や原油安の継続で心理改善は一時的なものとなり、今夜にかけての続報でリスク回避に拍車がかかる (↓) との見方による円高予想で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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今夜は米経済指標が多数、下振れどこまで

今夜21:30以降、米・3月個人消費支出、新規失業保険件数など、多数の米経済指標が発表されます。しかしこの4月に発表されてきた米指標はいずれも大幅悪化となっており、この流れを引き継いで、今夜の各種米指標も下振れるとの見方が挙がっていることから、今夜の各指標発表後にドルが売られ、ドル円が下落する (↓) 流れが強まるのではないか、との見解が出ています。

ただし一方では、今日が4月の最終日であることから、今夜の米指標発表でいったんの悪材料出尽くしとの認識が強まりやすく、よほど市場の想定を超えるようなよほどの指標悪化とならないかぎりは、むしろ発表後に悪材料消化となって円高圧力が巻き戻され、レートが円安方向へ上昇する (↑) 可能性がある、との見解も見られています。

こうした、今夜21:30以降の米個人消費支出など各種米経済指標に関し、大幅下振れとなっての円高予想 (↓) と、4月末日に指標が出揃ってひとまず悪材料消化済みとの認識が強まることによる円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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なお、この他にも、今後数日で重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。

30日(木) 米・3月個人消費支出、新規失業保険申請件数
5月1日(金) 米・ISM製造業景況指数

4日(月) 米・3月製造業新規受注
5日(火) 米・3月貿易収支、4月ISM非製造業景況指数
6日(水) 米・4月ADP雇用統計
7日(木) 米・新規失業保険申請件数
8日(金) 米・雇用統計

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

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