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【18日ドル円予想】米トランプ政権が一兆ドル規模経済対策と報道 今夜一転リスクオンか
前取引日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日18日のドル円相場予想を行います。
このページの目次
今日までの市況 ダイジェスト
前取引日17日のドル円相場は、米株高を支えとしたリスクオン (↑) でで買い先行となったものの、その後発表の米・5月住宅着工件数が市場予想下振れ (↓) となって反落、高値107.44から安値106.95のレンジで下落しました。
(USD/JPY ~6月18日、15分足)
米・5月住宅着工件数が市場予想下振れ、107円割れ
前取引日17日、107.31でオープンとなったドル円は、前日の米株高を支えとしたドル買い (↑) の流れが続き、高値圏推移のなかで夕刻には日通し高値107.44に到達しました。
しかし、その後NY時間に発表された米・5月住宅着工件数が市場予想下振れ (↓) となると、これを受けてリスク回避が進み反落、今週のサポートであった107円台前半の水準や心理的節目107.00をいずれも下抜け、安値106.95まで円高が進んだのちクローズとなりました。
こうしたなか、前取引日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、米株高を支えとしたリスクオン (↑) での円安予想、またその後の、米・5月住宅着工件数への下振れ懸念 (↓) による円高予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。
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今日のドル円予想と主要材料
今日のドル円相場については、米トランプ政権による1兆ドル規模の経済対策報道、および今夜の米・新規失業保険件数など米経済指標の結果見通しが、アナリストらから材料視されています。
米トランプ政権が1兆ドル景気対策を検討と報道、一転リスクオンか
今日にかけ米国では、トランプ米大統領が景気支援を目的とした1兆ドル規模のインフラ整備を計画しているとの報道が出ており、こちらによる米経済見通しの改善へ期待感が高まっています。このため、今夜NY時間にかけては、この1兆ドル規模経済対策の続報によりリスクオンの円安展開となる (↑) との見解が出ています。
ただ一方で、現時点では、こちらの1兆ドル規模インフラ計画の草案や実施時期、また財源といった部分が不透明であることから、早期に実行に移される可能性は低いとして、今夜にかけての続報で期待感が縮小し、リスクオンが巻き戻されて円高が進む (↓) との見方も浮上しています。
こうした、米トランプ政権による追加経済対策の可能性に関し、今夜にかけ詳細が示され期待感が高まることでの円安予想 (↑) と、実現性を危ぶむ声が高まるとの見方による期待感縮小での円高予想 (↓) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。
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今夜、米・新規失業保険件数など発表、個人消費指標の強さ引き継ぎ改善か
今夜米国では、21:30以降に新規失業保険件数、6月フィラデルフィア連銀指数など、ドル円レートに影響力を持つ重要経済指標が発表となります。ただ昨日17日に発表された米・5月住宅着工件数は市場予想を下回る結果となっており、この流れを引き継いで、本日の各指標もさえない結果となる、との見方から、各指標の発表後にドル円レートが円高へ振れる (↓) 可能性が指摘されています。
しかし一方では、先日発表された米・5月小売売上高は市場予想を大幅に上振れる結果となっており、この指標結果が米経済を支える個人消費の旺盛さを示すものであることから、今夜の経済指標から景気の底堅さを示す結果が出始め、発表後にリスクオンが進んでの円安展開となる (↑) 、との見方も浮上しています。
こうした、今夜21:30以降の米・新規失業保険件数など重要な経済指標に関し、昨日17日の指標結果を引き継いで悪化となるとの見方による円高予想 (↓) と、先日の米個人消費指標が力強かったことを根拠とした底堅さ期待による円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。
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なお、この他にも、今後数日で重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。
18日(木)米・新規失業保険申請件数、6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
19日(金)米・1-3月四半期経常収支
22日(月)米・5月中古住宅販売件数
23日(火)米・6月製造業購買担当者景気指数、5月新築住宅販売件数
24日(水)米・4月住宅価格指数
25日(木)米・1~3月四半期実質国内総生産(GDP、確定値)、新規失業保険申請件数
26日(金)米・5月個人所得、5月個人消費支出
これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。
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