【13日ドル円予想】コロナ新薬で「死亡率低下」と報道 リスクオンで反応か

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【13日ドル円予想】コロナ新薬で「死亡率低下」と報道 リスクオンで反応か

前取引日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日13日のドル円相場予想を行います。

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今日までの市況 ダイジェスト

前取引日10日のドル円相場は、国内外における新型コロナウイルス感染第二波の本格化懸念 (↓) が重しとなる中で、さえない米経済指標を受けたドル売り (↓) が下落を加速させ、高値107.26から安値106.63の下落トレンドで推移しました。


(USD/JPY ~7月13日、15分足)

コロナ拡大懸念でリスク回避、107円を割れる

前取引日10日、高値付近107.19でオープンとなったドル円は、ひとまず国内株式市場オープン前の早朝に高値107.26円をつけたものの、東京でコロナ新規感染者数が高水準で推移するなど、国内でも感染第二波の拡大が懸念を深めたことでリスク回避が進み反落 (↓) 、節目の107.00円を下抜けてなお下落が続きました。

NY時間入りした後も下落が続く中で、米・6月卸売物価指数が市場諸相を大幅に下回る結果 (↓) となり下落が加速、レートは安値106.63円をつけたのち、若干戻した106.91でクローズとなりました。

こうしたなか、前取引日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、新型コロナウイルス感染第二波への懸念 (↓) での円高予想、またその後の、6月卸売物価指数など米指標の下振れ懸念 (↓) での円高予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。

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今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場については、米での新型コロナウイルス感染第二波に関する見通し、および今夜発表となる米・6月財政収支の結果見通しが、アナリストらから材料視されています。

「レムデシビル」効果を確認、コロナ問題に進展期待が浮上

新型コロナウイルス問題について、米国では1日5万人ペースで感染者数が増加しており、フロリダ州では先週末12日に1日あたり感染者数が1州単位の過去最多を更新しました。このため、今夜NY時間にかけては、コロナ関連の続報によりリスク回避の展開となり、円高が強まるのではないか (↓) 、との見方が出ています。

ただ一方で、先週末10日、米ギリアド社は抗ウイルス薬レムデシビルについて「新型コロナの死亡リスク低下と重篤症状の大幅改善が確認された」と発表しており、コロナ治療薬開発の進展に期待感も高まっています。このため、今夜NY時間にかけては、コロナ問題の見通し不透明感後退でリスクオンの動きが発生し、円安が進む可能性がある (↑) 、との見解も浮上しています。

こうした、米での新型コロナ問題見通しに関して、大規模な感染拡大が続きリスク回避 (↓) となることでの円高予想と、治療薬の開発進捗を受けてリスクオン (↑) の動きが台頭しての円安予想で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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今夜の米指標、米・6月財政収支の上振れ期待強まる

今夜27:00には、ドル円レートに影響力のある米・6月財政収支が発表となり、結果見通しに注目が集まっています。

なお、前取引日10日には、米・6月卸売物価指数が市場予想を下回ったことでドル円レートが下落したことから、この流れを引き継ぎ今夜の6月財政収支もさえない結果となることで、発表後に円高が進む (↓) 可能性がある、との見方が出ています。

ただし一方では、7月の米・雇用統計は大幅改善となっており、こちらを皮切りとした景気回復の流れが、今週発表の指標から反映され始めるのではないか、との見方もあります。このため、今夜の6月財政収支が市場予想を上回る結果となり、市場心理が改善し発表後にレートが円安に振れる (↑) のではないか、との見解も浮上しています。

今夜27:00に発表される米・6月財政収支に関し、米・6月卸売物価指数の流れを引き継ぎ下振れすることでの円高予想 (↓) と、米・雇用統計同様に市場予想を上振れしての円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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なお、この他にも、今後数日で重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。

13日(月) 米・6月月次財政収支
14日(火) 米・6月消費者物価指数(CPI)
15日(水) 米・MBA住宅ローン申請件数、7月NY連銀製造業景気指数、6月鉱工業生産
16日(木) 米・6月小売売上高、失業保険申請件数
17日(金) 米・6月住宅着工件数、7月ミシガン大学消費者態度指数

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

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