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【20日ドル円予想】米個人消費にふらつきも、米議会が追加経済対策を打ち出し期待感<

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【20日ドル円予想】米個人消費にふらつきも、米議会が追加経済対策を打ち出し期待感

前取引日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日20日のドル円相場予想を行います。

今日までの市況 ダイジェスト

前取引日17日のドル円相場は、コロナ新薬開発進展を受けたリスクオンの継続 (↑) で一時は底堅い展開であったものの、米・7月ミシガン大学消費者態度指数が市場予想を下回る結果 (↓) となって円高が加速し、高値107.36から安値106.93の下落トレンドで推移しました。


(USD/JPY ~7月20日、15分足)

米・7月ミシガン大学消費者態度指数が市場予想を下回り、一時107円を割れる

前取引日17日、107.21でオープンとなったドル円は、16日NY時間から続くコロナ新薬開発進展を受けたリスクオン継続 (↑) が下値支えとなり、国内株式市場オープン前に高値107.36に到達。上昇一巡後も107.1~107.2円台の高値圏で推移する展開となりました。

しかしNY時間になると、米・7月ミシガン大学消費者態度指数の市場予想を下回る結果 (↓) を受け円高が鮮明となり、レートは節目の107.00を割れ、さらに安値106.93まで下落、その後下げ渋ってクローズとなりました。

こうしたなか、前取引日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、国内外でのコロナ新薬開発進展を受けたリスクオン (↑) による円安予想、またその後の、米・ミシガン大指数への下振れ懸念 (↓) による円高予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。

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今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場については、米個人消費のふらつきによる米景気見通しの推移、および5・10日(ゴトービ)取引の影響が、アナリストらから材料視されています。

米景気懸念のなか追加景気対策案が浮上

これまで、米の個人消費関連指標は比較的堅調な推移を見せていましたが、先週末17日、やはり個人消費関連となる米・7月ミシガン大学消費者態度指数が、市場予想を下回る結果で発表されました。これにより、米個人消費への底堅さ期待が打ち消されて円安圧力が大幅に減少し、さらに今夜NY時間にかけて次第に米景気見通しへの懸念が強まることで、リスク回避の円高が進む (↓) 、との見方が出ています。

ただ一方では、今日にかけ米議会からは追加の経済対策案が出てきており、相場では、こちらによる景気見通し改善への期待感も言及されています。このため、今夜NY時間にかけて米トランプ政権が本議案へ賛同の意を示すなどの報道が続くことで、リスクオンの動きが強まり円安に進む可能性がある (↑) 、との見解も見られています。

こうした、米個人消費懸念を受けた市場心理の推移に関し、今夜にかけ市場心理悪化が継続との見方による円高予想 (↓) と、米議会で打ち出された追加景気支援策への進展期待による円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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5・10日(ゴトービ)取引に好材料重なり円安余地拡大か

本日20日は、5・10日(ゴトービ)にあたり、国内輸入企業からのドル買い・円売り注文が生じやすい地合いの1日となります。こうしたなかで、本日は、さらに中国株や米国株などの堅調推移も追い風となって、円安が一段と進む可能性が高い (↑) との見方が出ています。

ただ一方では、国内外で新型コロナ新規感染者が再増加を示しているなか、5・10日(ゴトービ)の円安圧力にのってドルを一段と買い進む向きは限定的である、との見方もでており、このため本日は、NY時間にかけて終日頭重さが続く (↓) との見解も見られています。

5・10日にあたる本日の円安余地に関し、各国株価推移などを支えにレートが一段高になるとの見込みでの円安予想 (↑) と、コロナ拡大などで相場の円安余地は大きくないとの見方による円高予想 (↓) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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なお、この他にも、今後数日で重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。

20日(月) 日・日銀金融政策決定会合議事要旨
21日(火) 日・CPI、豪・金融政策会合議事要旨
22日(水) 米・5月住宅価格指数、6月中古住宅販売件数
23日(木) 米・新規失業保険申請件数、6月景気先行指標総合指数
24日(金) 米・7月製造業購買担当者景気指数(PMI)、6月新築住宅販売件数

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

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