【28日 ドル円】円高止まらず 昨日同時刻から50銭ほど低水準で推移
今日28日のドル円 見通し
今日28日午前のドル円相場は、昨日同時刻と比較して50銭ほど円高となる105.30前後で推移しています。 (105.21 – 105.42)
材料と方向感
前取引日27日のドル円相場は、米中対立激化への懸念増大 (↓) と、今週のFOMCでの追加緩和観測 (↓) がドル売り圧力となり、約4カ月ぶり安値となる105.12まで下落しました。(前取引日レンジ:105.12 – 106.14)
今日28日のドル円に関しては、米中対立懸念や米コロナ拡大への懸念が重石となるなか、心理的節目105.00を下抜けるかどうかが取引の焦点となりそうです。
米中両国の総領事館閉鎖後、目立った動きは見られないものの、一方では関係改善の糸口も見られておらず、市場では地政学的リスクの高まりを背景としたリスクオフ円高の動きがみられそうです。
また、米国でコロナウイルスの感染拡大に歯止めがかかっておらず、経済活動回復に遅れが生じるとの見方も、リスクオフの動きに拍車をかけそうです。
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今日28日のドル円 トレード目安
今日28日の支持抵抗ライン
今日28日のFXトレードでは、心理的節目の105.00が間近に迫っており、昨日27日にもこの手前(105.12)で下げ止まっていたことから、この付近がサポレジラインとして強く意識されそうです。
この水準を明確に下回った場合は、次のサポレジラインとして、ピボット S1(104.94)やピボット S2(104.51)が意識されそうです。
また、市場のアナリストらは、次の水準に注目しており、今日28日はこれらのテクニカル節目を意識した値動きが見られそうです。
上値メド:ピボットR1・ボリンジャー-2σ・心理的節目の集積する106.00、5日移動平均(106.46)、一目均衡基準線(106.64) など
下値メド:ピボット S1(104.94)、ピボット S2(104.51)LBOP(103.90) など
こうした節目水準の具体的な解説は、「投資の森 ドル円FXレポート(有料版)」にてご確認ください。
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週後半の経済イベント
今日28日に予定されている経済イベントは、下記のようなものがあります。
28日(火)
22:00 米・5月ケース・シラー米住宅価格指数
23:00 7月消費者信頼感指数29日(水)
20:00 米・MBA住宅ローン申請指数
27:00 FOMC後の政策金利発表及びFRB議長会見30日(木)
21:30 米・4~6月期四半期実質国内総生産(GDP)
21:30 新規失業保険申請件数31日(金)
21:30 米・6月個人消費支出(PCEコア)
23:00 7月ミシガン大学消費者態度指数
こうした経済イベントのうち、特に重要なものの市場予想と影響見通しは、「投資の森 ドル円FXレポート(有料版)」にてご確認いただけます。
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